本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

カトー:北海道仕様のヨ3500とtomixからも製品化されるか?

 

 

引用先 http://mkr.on.coocan.jp/album_misc.html


国鉄時代の晩年まで北海道や四国で活躍したヨ3500がカトーから8月に販売されることが決まりましたが、ヨ3500はどんな車掌車なのでしょうか。

 

 

 


ヨ3500は戦後に作られた車掌車。

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/27576

 


ヨ35001950年から1958年にかけて作られた車掌車で、戦前に作られたヨ2000の改良型で、中には戦時中に作られた三軸無蓋車トキ900から改造された車両もありました。


ヨ3500は、作られた当初から長く軟らかい担いバネを持つ足回りにより75 km/h走行を可能で、その関係で1959年に、12両が85 km/h対応の足回りの二段リンク式に改造されコンテナ特急たから号に使われることになりましたが、

 

 

 

ヨ3500とヨ5000との違いは、足回りが1段リンクか2段リンクかの違いになりますが、この点は実際に足回りを見ない限り区別することができませんが、外見からは同じ形式の車両から改造されているだけに区別することはできませんが、

 

 

 

ただ、ヨ3500からヨ5000に改造された車両形式が元番号+10000の番号がついていますからそれでヨ3500から改造された車両であると区別することもできます。

 

 

ヨ3500は最後は北海道や四国で使われていた。

 

 


引用先 https://tekkenweb.sakura.ne.jp/railways70/70fc/70fc411.html

 

 

 

ヨ3500は2段リンクに改造された車両を除き、未改造のまま廃車となった車両もあれば、晩年は北海道や四国地方で使われていた車両もありますが、ヨ3500が北海道や四国で使われた理由貨物列車の運転速度が遅かったということもあり、

 

 

 

そうした関係で特に北海道にはヨンサントオのダイヤ改正以降、内地では見かけることができなくなった2軸や3軸のタンク車が全般検査切れまで使われていた車両が存在していたのもその関係でありましたし、

 

北海道で運転されていたセキ3000やセキ6000で運転されていた石炭列車も積載時には運転速度も制限されていましたから、そうした関係でヨ3500が使われていましたし、本州では信越本線碓氷峠越でヨ3500が使われていたのも、ef63による推進運転時の座屈等の問題があった関係で使われていました。

 

 

そして国鉄からJRに移行したのちもJR東日本には4両が、JR北海道には1両が引き継がれ、さらに廃車となった車両が車籍復活したのちに使われていましたが、JR東日本のヨ3500は2000年代に、JR北海道のヨ3500は2016年に廃車となりました。

 

 

 


ヨ3500はkatoから信越本線仕様も製品化されている。

 



引用先 http://tobiiro3.main.jp/blog/?tag=%E3%83%A83500

 

ヨ3500ですが、katoからは信越本線で使われていた車両が製品化されていますが、信越本線仕様のヨ3500は窓がアルミサッシになっています。

 

そして8月に発売される北海道仕様のヨ3500は、1973年から75年の頃の仕様石炭ストーブ搭載でその関係で屋根上のかさ上げされた煙突も再現されているところが、信越本線仕様のヨ3500と異なる点になりますが、

 

こうした細かいところも再現するのが、katoの強みではないでしょうか。何しろ国産のnゲージメーカーの老舗ですから。

 

 


ヨ3500もtomixから製品化されるか?

 

 

 

 



引用先 https://ameblo.jp/george-shibusawa/entry-12564421310.html


katoから北海道仕様のヨ3500が発売されるなら、tomixからヨ3500は製品化されても
おかしくないのではないでしょうか。実際に急行貨物列車セットにヨ3500も入っていますし、ヨ5000も製品化していますから。それであればいずれヨ3500もtomixからも製品化される可能性もあるのではないでしょうか。