引用先 https://blog.goo.ne.jp/antonrokuichi/e/da52b0970ea7134268fb2fb1be2da553
常磐線で使われていたef80については直流機への改造も計画されていましたが、なぜ?そのような話が出てきてのでしょうか?
●ef80が直流機に改造されかけたのはなぜか?
引用先 https://itreni.net/jnrkeishikipage/el/jnref80.html
ef80にまつわる話として直流機への改造の計画もありましたが、なぜ?そのような話が出てきたかというと、首都圏で使われていたef10などの電気機関車が老朽化してきたということがありましたが、
ef80が常磐線で使われていた時ですが首都圏でも戦前から戦後にかけて作られたデッキ付きの貨物用の電気機関車がいろいろと使われていましたが、どんな車両が使われていたかというと、
・ef10
・ef12
・ef13
・ef15
という顔ぶれですが、特にef10については戦前に作られた貨物用の電気機関車でいろいろなバリエーションがあったということでも有名ですし、車体についても戦前の急旅客機のef53やef56の前期型や後期型と同じ作りの車両もありました。
そしてef15については戦後作られた貨物用の電気機関車になりますが、製造年代によって側面の窓が5枚であったり、8枚という車両もあれば、屋根にモニタールーフのない車両などもあり、これらの車両が山手線内の貨物列車などで活躍していましたし、今ではすっかり変わってしまった新宿駅もかつては貨車の取り扱いをしていたということもあり、
これらの古い電気機関車が活躍していましたが、何分、戦前から戦後にかけて作られた車両ということもあり車両の老朽化もありました。
ということでこれらの車両を置き換える目的で計画されたのが、ef80の直流機化でありましたが、ちょうどef80の後継機のef81も増備されてきたということもありましたからef80についても余剰となった車両も出てきたということもあり、ef80を直流機化する計画も出てきたということになります。
●ef80を直流機化する計画はどんな内容だったのか?
引用先 https://itreni.net/jnrkeishikipage/el/jnref80.html
それで幻に終わったef80の直流機化ですが、どんな内容だったかというと、パンタグラフがこれまでのPS19形から直流機でも使われているPS17形に変更。
屋根についてはフラットにするなどの改造が予定されていたということになりますが、この辺については蒸気機関車であったc59をc60などに改造するのと似ているのではないでしょうか?
蒸気機関車の世界でも重量を軽くする改造も実際に行われてきており、d52をバークシャーに改造したd62がその一例になりますが、電気機関車の世界でも似たようなことが計画されていました。
●ef80を直流機化する計画が幻に終わってしまったのか?
引用先 ttps://mokarailfan.web.fc2.com/6002/810707-13.htm
ef80を直流機に改造する計画については幻に終わりましたが、なぜ?そうなったのかというと、ef651000番台の後期型が増備されてきたということもあり、へたにef80を改造するよりも新たな車両を増備したほうが逆に安上がりであるということで、
ef80が直流機に改造する計画は幻となりましたが、実際にef80が直流機に変わっていたら形式などはどうなっていたのかなどいろいろと気になることがたくさんあります。
あと、似たような話として北陸本線で使われていたef70も直流機化する計画もありましたが、こちらは国鉄が晩年財政難で電気機関車を新しく作ることができなかったことで計画されたものですが、信越本線の碓氷峠で運転されていた貨物列車が廃止になった関係でef62が余剰となったということで、ef70を直流機に改造する計画も幻と終わりましたが、国鉄が計画していたef80やef70を直流機にする計画ですが実施されていたらどんな結果になっていたのでしょうか。