本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

キハ48は少数派であまり目立たなかったがなぜそうなったのか?

 


引用先 https://train.sakura.ne.jp/photo/3090

 

片運転台のキハ48ですが少数派の車両であまり目立たない存在でありましたがなぜそうなったのでしょうか?

 

 

 

 

キハ48は大きく分けた3種類のグループに分類できる。

 



引用先 http://jrrollingstock.travel.coocan.jp/Urban/DC48-0~jp.html

 


片運転台のキハ48も3種類のグループにわけることができてさらにトイレ付きとトイレなしの車両に区分することができますが、実際にあったキハ48の種類はというと次のようになります。

 


キハ48で暖地型向けの車両がジョイフルトレインとして残っている。

 

 

 

引用先 http://hoshiinonet.com/wp/wp11/?p=296

 

暖地型のキハ48はトイレ付きの0番台番台が6台、トイレなしの1000番台が4台になりますが、今もJR西日本七尾線で運転されている花嫁のれんその末柄になりますが、もともと暖地向けの車両も少数派だったというのですがそれがジョイフルトレインとして残っているのというのが奇跡的であります。

 


キハ48で寒冷地型の500番台は五能線などで活躍していた。

 



引用先 http://www2u.biglobe.ne.jp/~taku_s/sharyou/rikuto.html

 

寒冷地型についてはキハ48の中でも数が多く、トイレ付きの500番台番台が59台、トイレなしの1500番台が50台ありましたし、現役時代は五能線などJRの東北地区で使われていましたし、

 

国鉄時代には只見線でキハ58による急行奥只見の増結車としても使われていましたが、キハ48 500番台についてもジョイフルトレインに改造された末にいつの間にか原型車については消えていきました。

 

あと暖地向けと寒冷地向けのキハ48についてですが、どんな違いがあるかというと、台車が金属ばね台車で、車内についてはデッキがついている点と、窓が暖地向けは上段下降・下段上昇式ユニット窓になっていますが、寒冷地向けの車両は下段の窓だけが開くようになっていました。

 

 


キハ48で北海道向けの300番台も少数派でさらに急行用に改造された。

 

 



引用先 https://www.torepa21.com/html/a-g99dc48ssho4e2.html 

 

キハ48で北海道向けの車両も本当に少数派で、トイレ付きの300番台が4台、トイレなしの1300番台が3台だけでありましたが、

 

北海道向けのキハ48についてはキハ40 100番台と同じく窓が小さくて2重窓になっていることと、台車が空気ばねであるというところが共通していますが、キハ48 300番台についても数が少なかったということで学園都市線の増結用として使われていましたし、

 

さらにキハ48 304とキハ48 1300番台については急行用のキハ480に改造されたということで、キハ48 1300番台については区分番台で早くも消えたグループになりますが、


 
キハ48ですが片運転台ということもあり、寒冷地向けの500番台以外はすべて少数派だったということになりますが、それがかえってキハ48の活躍の場を狭めてしまったということではないでしょうか。