本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

キハ40の地域色でJR東日本にもいろいろなバリエーションがあった。

 

 

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引用先 http://rail-photo.o.oo7.jp/k040.htm

 

キハ40の地域色についてはJR東日本でもいろいろなカラーバリエーションがありましたがどんな色があったのでしょうか。

 

 

 

 


キハ40の地域色といえば何はなくても東北色。

 

 

引用先 https://ken-k.cocona.jp/phto11/honsya1.htm

 

 

JR東日本で使われてきたキハ40で最もポピュラーな色といえばクリーム色と緑に上下二分割された東北地域本社色キハ40の500番台もあれば2000番台もありましたし、只見線で使われていたキハ40でも見ることができた色でありますが、


東北地域本社色について今は小湊鉄道に移動したキハ40で見ることができるようになったというのですから、この色を維持してくれた小湊鉄道には頭が下がりますが、それだけ東北地方で使われていたキハ40では当たり前の色でした。

 


キハ40の地域色には盛岡色に新潟色もあった。

 

 

JR東日本で使われていたキハ40については東北地域色以外にも各地の路線でいろいろな塗装がありましたが、その中でも比較的有名な塗装といえば盛岡色のキハ40もありましたが、

 

 


引用先 http://blog.diorama-box.net/?eid=521


盛岡色も東北地方で見かけることができたキハ40の代表的な色で、白ベースに赤帯が巻かれたカラーリングの車両もあれば、赤鬼とも呼ばれている運転台の部分だけが赤く塗装された車両もありましたが、

 

 

 



引用先 https://tetsudo-ch.com/10264034.html


盛岡色との違いはというと、キハ40の赤鬼はワンマン仕様の車両ということで、盛岡色のキハ40と区別するために運転台周りを赤く塗装したということでありましたが、その後、ワンマン運転から撤退し、通常の運用に戻りましたが塗装もそのままでありましたが、盛岡地区に配属されたキハ40については最初は盛岡暫定色と呼ばれる塗装で、

 



引用先 https://twitter.com/irumagun/status/1330105252004114438


従来のたらこ色に白帯を巻いただけの姿で、盛岡地区に配属されていたキハ20系でも見かけることができた色になります。

 

 

それと盛岡色と同じくキハ40でJR東日本で有名な塗装については新潟色もありましたが、この色ですが国鉄が分割民営化を迎える直前に115系が塗装変更をしたことがきっかけで新潟地区で使われていたキハ58やキハ52もこの色に変わりましたが、

 

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/5775

新潟色については白をベースに窓周りが青、その下に赤い帯をまとった姿でありますが、このカラーリングも色の塗り分けが複雑だったということで、塗装を担当した方達も本当に大変だったのではないでしょうか。


その後、新たに新・新潟色が出てきましたが、

 

 

 

引用先 https://ameblo.jp/seventhheaven1992/entry-12366785069.html


新・新潟色赤をベースにした塗装でしたが、キハ40も新潟地区から消えたことでこの色も過去帳の世界に入ってしまったということになります。

 

キハ40の地域色でJR東日本管内にはいろいろな色もあった。

 

 

JR東日本のキハ40ですが東北色や盛岡色以外にも様々な色もありました。


弘前

 

 

引用先 https://twitter.com/mvUxxb96sFfHQK3/status/1307243029355360257


弘前線や五能線でかつて見られたこの色ですが、アイボリーホワイトに、赤と朱色が組み合わさった色づかいになりますが、側面はというと中央付近で斜めに朱色が入るという塗り分けでありましたが、こんな色も昔はあったということになります。


左沢線

 

 

引用先 http://akabus.sakura.ne.jp/rail/kiha/kiha40.html


左沢線で活躍したキハ40についてもカラーリングも意外と複雑ですが、アイボリーホワイトをベースにして、前面にはブルーの細い線が3本横から斜めとなり、

 

側面はというと前面から続くブルーの3本の細い線が裾まで入り、さらに扉を挟んだのちにブルーの3本の細い線、グリーン、ピンク、ブルーが山型で入るなど、実際に塗装を担当した現場の方達もうまくいくかどうかと気をもんだのではないでしょうか。


・秋田色

 

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/ks-ojitetsu/e/de1265aa4f954c293643fdc485242a86


秋田地区で活躍したキハ40で見かけることができた色で、ベージュをベースにして、運転台の上の部分が朱色で、タイフォーンの部分が白と朱色で、側面はというと中央付近にグリーン、オレンジ、ブルーがひし形で入っていますが、これ、秋田のお祭りとしても有名な提灯祭りをイメージしたものであります。

 


烏山線

 



引用先 https://response.jp/article/2017/02/09/290410.html

 

烏山線で活躍したキハ40ですが2000番台からトイレを撤去した1000番台が使われていましたが、今はキハ40 1009号車が錦川鉄道に残っているだけですが、

 

このカラーリングも本当に簡単そうに見えて大変だったのではないでしょうか?メインとなる色がアイボリーホワイトで、さらに前面の中間ラインにはグリーンの帯が、そして側面はというと裾の部分からグリーンの帯が横になったと思ったら斜めになりそして縦の繰り返しという塗り分けでありましたが、この塗り分けも塗装するのマスキングも大変だったのではないでしょうか。

 

五能線

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/qlpyhnvbf35268749/e/121450b37fe5cd90850e22665bb7887a

 

五能線もキハ40が活躍した路線で、キハ48から改造したリゾートしらかみも運転されていましたが、五能線で使われていたキハ40についてはクリーム色に青帯の入った車両でしたが、五能線から引退したのち、今も北条鉄道で見かけることができる最後の車両になります。

 

男鹿線

 



引用先 http://b767-281.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/40-cccf.html

 

男鹿線ではクリーム色をベースに緑帯を配した塗装のキハ40系が活躍していました。秋田県で活躍したということもあり、ドア横にはなまはげのイラストがついていました。

 

それと男鹿線五能線のキハ40ですが塗装の塗り分けについては同じ塗り分けで、帯の色だけが違うという塗装でありました。

 

水群線

 

引用先 https://raillab.jp/car/69020

 

塗装の塗り分けの難しさでいけば、水群線で使われたキハ40も本当に塗装するのも大変だったのではないでしょうか。それくらいに複雑な塗り分けで、特に前面については両方の運転台でも色が上下反対になっていますし、側面も曲線を描いているということで、前面以上に難しい塗り分けでありましたが、


水群線で使われた塗装はというと、側面が白に近いクリームをベースにグリーンとオレンジの波打った大胆な塗装でありましたが、実際に塗装を担当した方達も本当に大変だったのではないでしょうか。

 

 

JR東日本にもいろいろな地域色のキハ40がありましたがこれらの車両も過去形の世界になりましたが、トミックスからいろいろと製品化してもらいたいものばかりであります。