本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

急行津軽などで活躍したオハネフ13もkatoから製品化されるのだろうか?

 

 



引用先 https://expechizen.exblog.jp/10767512/


10系の軽量客車の中でも少数派のオハネフ13ですが現役時代は急行津軽や急行越前などにも連結されましたが、katoから製品化されるのでしょうか?

 

 

 

 

急行津軽などに連結されたオハネフ13とはどんな車両だったのか?

 

 

引用先 https://meishousen.org/discoverjapan/tabi/198208-hokkaido/19820809.html

 

晩年は、急行津軽や急行越前など限られた列車にしか連結されなかったオハネフ13ですが、元々旅行会社が主催する団体旅行向けの列車に連結する緩急車として作られたものでありますが、団体旅行がない時には一般の急行列車にも連結されることもありましたが、

 

同じ目的で古い客車の台枠を生かして改造されたオハネ17もありましたがこちらについては600番台の番号がついていましたが、あの当時、旅行会社が主催する団体旅行の列車でもこの手の車両が必要だったというのですから、

 

戦後という時代に一区切りがついて人々の間にも余裕が出てきたということでありましたからそうした車両も必要だったということになります。

 

 


急行津軽とも縁のあるオハネフ13はオハネフ12とはどう違うのか?

 

 

引用先 https://eternalrailroad.blog.fc2.com/blog-entry-253.html


かつて上野駅から出ていた夜行の急行列車には必ず連結されていた車両としてオハネフ12もありましたし、急行津軽や越前にはオハネフ13も連結されていましたが、

 

この二つの車両ですがどこが違うのかというと、オハネフ12については元をたどっていくと戦後になってから新しく作られたB寝台車のナハネ10がその後、客室の一部をつぶして車掌室にした関係ナハネフ10となり、冷房化の末に形式がオハネフ12へと変わっていきました。

 

これに対してオハネフ13はというと完成した当初から緩急車として作られた車両でナハネ11に車掌室がついた車両となりました。

 

実際のオハネフ12とオハネフ13の画像については鉄道ピクトリアルの国鉄形車両の記録 10系軽量客車にも出てきていますが、外見からもその違いがはっきりと出ています。

 

オハネフ12については車掌室が1-3側についていて妻板にはリブがついています。

 

これに対してオハネフ13車掌室が2-4側についていて、1-3側には給仕室がついていますが、車掌室と給仕室の窓については小さくなっています。

 


オハネフ13が実際に連結された列車の編成は?

 



引用先 https://www.kanorail.com/PC/10kei.htm

 

それでオハネフ13ですが実際に連結された急行列車の編成についてはネコパブリッシングから刊行されたJNREXPRESS信越・中央方面の列車のパートで、

 

上野と福井を信越線経由で運転していた急行越前の編が出てきていますがどんな編成だったかというと上野側からマニ37、オロネ10、スハネ16、オハネフ13、スロ62、座席車×5という編成でありましたが、

 

急行越前については碓氷峠を越える関係で編成が10両編成でしたし、同じく信越線経由で上野と直江津を結んでいた急行妙高にもオハネフ13も連結されていましたが、

 

急行妙高については急行越前とは違いオユ10、マニ37、オロネ10、スハネ16、オハネフ13、座席車×5という編成になりますが、グリーンル車がなくて反対に郵便車を連結しているところも急行越前とは異なりますが、

 

ただ、急行越前のオハネフ13については検査などの関係でスハネ16になることもありましたし、急行妙高のオハネフ13についてはオハネフ12との共通運用でありました。

 

 

そして急行津軽については鉄道ジャーナル社から刊行された鉄道ジャーナル別冊27のJR・民鉄客車列車大追跡鉄道ジャーナルの編集チームが実際に乗車した記録が出てきていますが、

 

いつ記録したものかというと、1982年の9月17日の急行津軽3号になりますが、この時の編成は1号車がオハネフ12、2号車はスハネ16、3号車はオハネフ13、そして4号車から10号車までが12系の座席車でありましたが、そのうち1,2号車については秋田での切り離しとなりますが、

 

 

この当時運転されていた急行列車であれば当たり前のようにオハネフ13も連結されていたということになりますが、鉄道ジャーナルの編集チームが乗車してから2か月後のダイヤ改正上野駅から出る夜行列車も大きく変動し、10系の寝台車もすべて運用から離脱し、廃車になりました。

 

 


オハネフ13もkatoから製品化されるのだろうか?

 

 



引用先 https://ameblo.jp/kitatetu-dd/entry-12508351851.html

 

10系の寝台車両の中でも少数派のオハネフ13今年の7月にマイクロエースが製品として販売しましたが、これまでオハネフ13についてはNゲージでは製品化されていなかっただけに、完成品の発売を待っていたという方も多かったということですが、それがやっと製品として販売されたということになります。

 

そうなるとkatoからもオハネフ13は製品化されるのかというところが気になるという方もいるのではないでしょうか?

 

この点についてはメーカーのkatoしだいということになりますが、10系の寝台車の中でも穴形式の車両ですからもしかしたらkatoからも何らかのきっかけで製品化されるということもあるのではないでしょうか。