引用先 https://expechizen.exblog.jp/12864947/
ローカル線で郵便物や荷物輸送に活躍したスユニ61ですがいろいろな車両から改造されていました。
●スユニ61とはどんな車両なのか?
引用先 https://expechizen.exblog.jp/12905819/
ローカル線で郵便物や荷物輸送でスユニ60とともに活躍したスユニ61とはどんな車両かというと、
昭和40年に登場した車両で郵便物5t、荷物も5t積める郵便・荷物合造車になります。
そしてスユニ61ですが元になった車両はというと、
・オハニ61
・スハニ62
・オハユニ61
・スロフ53
から改造されましたが以外にも特ロのスロフ53から改造された車両もありますが、スロフ53からの改造車については300番台の番号がついていましたが5両だけだったということで、レアな車両になりますし、
オハニ61の改造車については車掌室側の妻板に窓がない車両と窓がある車両がありますが、この違いはというとオハニ61が作られた時と関係しており、
最初に落成したオハニ61については車掌室の右側の妻板に窓がない車両と落成し、あとから落成した車両は車掌室の右側の妻板に窓がついたということになりますが、
北海道向けのスハニ62もこのグループに入りますが、これらの車両から改造されたグループについては0番台と500番台に分類することができますが、
スユニ61については細かな違いがありますが、その違いについてはRMライブラリー139巻のマニ60・61形 スユニ60・61形にも写真がいろいろと掲載されています。
あと、100番台のグループについてはオハユニ61から改造されたグループですがなぜか台車がTR23になっているのが0番台などのグループとの大きな違いになります。
●スユニ61 katoの製品はオハニ61の後期型から改造された車両。
引用先 https://expechizen.exblog.jp/12880353/
それでkatoから製品化されたスユニ61について詳しく見ていきますと車体についてはオハニ61から改造されたものになりますが、
車掌室側の妻板に窓があるということからオハニ61型の後期型から改造された車両になりますが、スユニ61についてはこれまでは組み立てキットであったり、ガレージキットなどになりますが、
こうした車両も製品化してくれるkatoさんには頭が下がるばかりになりますが、逆に言えばガレージキットであればグリーンマックスのオハニ61をベースにして2種類のスユニ61も作ることもできるということですから、
この辺については人それぞれということになりますが、今ではスユニ61も手に入る時代になったというのにはただただ驚くばかりであります。
●スユニ61 katoの製品が実際に連結された編成は?
引用先 https://expechizen.exblog.jp/12889662/
katoからも製品化されたスユニ61についてですが実際に連結された編成で有名なのはというと札幌と稚内を結んでいた急行利尻になりますが、
この当時道内で運転されていた夜行の急行列車で利尻と大雪5号には必ずというくらいにスユニが連結されていましたが、
急行大雪5号についてはスユニ60と61が共通運用であるのに対して、急行利尻についてはスユニ61だけが連結されていたということですがその理由は客車の配属先も関係していましたが、
急行利尻と大雪5号ですが寝台車や座席車については札幌運転所に所属している車両ですが、スユニについては急行大雪5号は網走客貨車区に所属している車両を連結していましたし、
利尻は札幌運転所のスユニ61が連結されていたということですから、郵便・荷物車がそれぞれ配属先が違っていたということになります。
あと普通列車でスユニ61が連結された編成はというと、鉄道ピクトリアル2017年2月別冊の10系軽量客車に10系軽量客車の編成記録が掲載されていますが、
その中の普通列車で1977年9月15日に南延岡で記録された宮崎発門司港行きの532レにスユニ61が連結されていましたが、
この日の532レの編成はというとオハフ33、ナハフ11、ナハ10×2、ナハフ10、スユニ61、マニ60という編成ですから、
katoから製品として出ている客車が使えて再現できる編成になりますが、スユニ61についてはこのような長距離を走る普通列車でも当たり前のように連結されていたということですが、これも今となっては昔話になってしまったということになります。