本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

katoから製品化されているスユ15は2種類の形態の車両だった。

 

 


引用先 https://expechizen.exblog.jp/11409445/

 

護送式郵便車のスユ15ですが3種類ほどありますが、カトーの製品で該当するのはどの車両でしょうか。

 

 

 


スユ15とはどんな車両だったのか?

 

護送式郵便車で最後に郵政省が新造したスユ15はどんな車両かというと、同じ護送式郵便車のオユ12、スユ13と同じ作りの車両になりますが、車体が3種類あり、


スユ15 2001についてはオユ12と変わらない車両になりますが、スユ15 2001についてはスハ43系のスユ43 3が事故で廃車となったということでその代車として昭和48年に作られたというとになりますが、

 

オユ12との違いはというと台車でオユ12は10系の軽量客車でも当たり前に使われていたTR50で、これに対してスユ15はというとTR217Eという台車でありました。

 

 

実際のスユ15 2001の画像がこれになります。

 

 

 

引用先 https://expechizen.exblog.jp/11389228/

 

そして2番目のグループはスユ15 2002~2018になりますが、スユ15 2002~2018については屋根が低屋根でベンチレーターが押し込み式に変更され、スユ15 2001とは屋根の部分が大きく変わったということになります。


スユ15 2002~2018の画像がこれになります。

 

 

引用先 https://raillab.jp/photo/202991

 

3番めのグループでもあるスユ15 2019~2039のグループについては妻板が100mmの後退角がついているところが最大の特徴になりますが、なぜそうなったのかというと、マニ50が作られたということでありましたが、このグループには作られてから4年ほどで廃車になった車両もありました。


スユ15 2019~2039の画像がこれになります。

 

 

引用先 https://expechizen.exblog.jp/21394347/

 

 

 

katoから製品化されているスユ15について。

 

 

 

引用先 https://expechizen.exblog.jp/11396056/

 

スユ15ですが、katoの郵便・荷物列車 後期編成にスユ15 2001がセットに入っていますし、

 

一番最後のグループでもあるスユ15 2019~2039については急行ニセコ・宗谷の基本セットと単品で販売されていますが、

 

2番目のグループであるスユ15 2002~2018についてはkatoからは製品化されていませんがマイクロエースから単品として販売されましたが、

 

そうなるとkatoとしてもスユ15  2002~2018は製品化しないといけないのではと思いますが、

 

この辺についてはメーカーのkatoしだいということになりますから、いずれにしてもkatoから製品として出てきてもおかしくないということになるのではないでしょうか。

 

 


スユ15が実際に連結された編成には何があるのか?

 

 

 

引用先 https://expechizen.exblog.jp/11396056/


護送式郵便車のスユ15ですが実際に連結された編成としては、札幌と函館を結んでいた14系時代の晩年の急行ニセコにも連結されていましたし、

 

ニセコに連結されたスユ15はさらに14系時代の晩年の急行まりもに連結され釧路まで行っていましたし、

 

さらに函館と札幌との間で運転されていた晩年の荷41列車にも連結されていたということはよく知られていますが、

 

さすがに北海道まで航送されてくる車両についてはスユ15 2002~2018もしくは2019~2039になります。

 

ちなみに函館本線で晩年に運転されていた旧型客車を使った普通列車については盛岡などに配属されていたスハフ42が使われていたということでも知られていますから、

 

スハフ42はkatoから製品も出ていますし、マニ44やマニ50も製品化されていますから、晩年の函館本線で運転されていた荷41列車も再現できるということになります。

 

じゃあ?東海道本線で運転されていた郵便・荷物列車はというと急荷35列車や急荷37列車にスユ15が連結されていましたが、ただ昭和59年の2月のダイヤ改正によりこれまで区分式郵便車の車内で行っていた郵便物の仕分け作業がなくなったということで、区分式郵便車も郵袋だけの輸送に変わりましたから、


katoの郵便・荷物列車 後期編成のセットがほぼ当てはまるということになりますが、さらに荷物列車が廃止される頃になるとスユ15も連結されなくなりましたが、

 

そのころの編成も今ならkatoのマニ50やマニ44などで再現することもできます。