本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

南部縦貫鉄道 キハ10形レールバスとはどんな車両だったのか?

 

 

 

引用先 https://c5557.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-ca1e37.html


tomixから販売されている南部縦貫鉄道シリーズですが、最後はキハ10形レールバスが10年ぶりに再生産されますが、キハ10形とはどんな車両で、似た車両はあったのでしょうか。

 


南部縦貫鉄道 キハ10形レールバスは開業時からある車両だった。

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/6184


南部縦貫鉄道 キハ10形レールバスとはどんな車両かというと、南部縦貫鉄道が開業する際に富士重工、今のSUBARUで作られた車両ですが、

 

SUBARUといえば今や自動車メーカーですが、かつては鉄道車両も作っていましたが、SUBARUが昔鉄道車両を作っていたというのには驚いた方もいるのではないでしょうか

 

それで南部縦貫鉄道 キハ10形レールバスの最大の特徴はバス車体工法によって作られた車体でありますが、逆に言えば南部縦貫鉄道のような小さな私鉄であればこのような車両の方がふさわしかったということになります。


それで開業してから長年活躍してきた南部縦貫鉄道 キハ10形レールバスですが、1997年に路線が休止となりましたがそののち廃止となりますが、今も愛好家の方達の手によって旧七戸駅構内で動態保存されています。

 


南部縦貫鉄道 キハ10形レールバスと似た車両はあるのか?

 

 



引用先 https://raillab.jp/photo/15544


それと南部縦貫鉄道で活躍したキハ10形レールバスですが似たような車両がかつて羽幌線に接続する形で運転していた羽幌炭鉱鉄道で使われていた羽幌炭礦鉄道キハ11がありました。

 

 

 

 

引用先 https://twitter.com/AKAIWA8095D/status/1249197145133060097

 

羽幌炭鉱鉄道で使われた羽幌炭礦鉄道キハ11南部縦貫鉄道のキハ10形ですが作ったメーカーはというと、富士重工が作りましたが、

 

以外にも羽幌炭礦鉄道キハ11の方が早くて1959年に作られたということで、その流れで南部縦貫鉄道のキハ10形が作られたとも見ることができます。

 

それでこの二つの車両ですが違いはというと、ドアの位置南部縦貫鉄道の車両はドアが2箇所であるのに対して羽幌炭鉱鉄道のキハ11はドアが1箇所だけでした。

 

 

そんな羽幌炭鉱鉄道のキハ11ですが国鉄で使われていたキハ22と同様の車両が増備されたことで廃車となりました。

 

南部縦貫鉄道のキハ10形レールバスはどう楽しむことができるのか?

 



引用先 https://raillab.jp/photo/120258


今回、10年近くぶりに再生産となったキハ10形レールバスをどう楽しむかということについてですが、


一番理想的なのはカトーから発売されているデスクトップレイアウトに補助モジュールを追加して、南部縦貫鉄道のキハ10形レールバスを走らせて楽しむということになりますが、

 

その場合でも終点については車庫などの設備のモジュールはほしいですね。

 

あと、2両セットということで途中の交換駅ですれ違うということもできますと、9月に発売となった南部縦貫鉄道キハ104とのすれ違いなどを再現するというものありではないでしょうか。


南部縦貫鉄道のキハ10形レールバスについては長く再生産待ちというような状態だっただけに今回の再生産は何よりも朗報となるのではないでしょうか。

 


南部縦貫鉄道のキハ10形レールバス以外のバリエーションもあり得るか?

 

 



引用先 https://raillab.jp/photo/271132

 

今回、南部縦貫鉄道のキハ10形レールバスが再生産となりましたが、今後のバリエーションなどはどうなのでしょうか?

 

一番確実なのは羽幌炭鉱鉄道のキハ11になりますが、これは本当に知る人だけが知っているというくらいに超ドマイナーな車両ですから、仮にtomixから製品が出たとしたら驚く方も多いのではないでしょうか。

 

それだけ超ドマイナーな車両になります。

 

あと考えられるのは同じレールバスでも国鉄で使われたキハ01、02、03になりますがこちらも再生産待ちの車両だっただけに、今回の南部縦貫鉄道のキハ10形レールバスの再生産がきっかけで動力ユニットなどが改良されて再生産されてもおかしくないということになりますが、果たしてこれらの車両が製品化されるかということはtomixしだいであります。