本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

注目のレールバス!北海道型のキハ03形が動力ユニット改良で再登場!

 



引用先 https://raillab.jp/photo/160833

 


8月にtomixからキハ03形レールバスセットが販売されますが、キハ03形はどんな目的で作られた車両なのでしょうか。

 

 

 

 

 


キハ03は北海道の閑散ローカル線向けに作られた車両。

 

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/kiza3jp/e/7df2587f2ceeecdf55ab75cba893f9bf


キハ03形は北海道向けに作られた2軸レールバスですが、作られた目的は閑散ローカル線の収支改善と列車の増発を目的として作られ、1956年に20両が落成しましたが、落成した当初はキハ10200形で、のちにキハ03形へと形式が変更されましたが、

 

 


キハ03形は、同じ2軸のレールバスとして作られた暖地向けのキハ02形の北海道向けで、窓が2重窓でスノープラウに屋根にはホイッスルカバー、エンジンは機関覆いがついていたところが、キハ02形との大きな違いになります。

 

 

キハ03形が使われた路線道東・道北の路線で使われていましたが、実際に使われていた路線は、今は廃線となった勇網線であったり、根北線などの本当に閑散した路線で使われていましたが、全長10 m余りということもあり、ラッシュ時には乗客が乗れないなどの問題が出てきましたが、この点は同じ系列の車両であるキハ01形やキハ02形でも同じようなこともありました。

 

 

そうしたこともあって、昭和40も年代の初めまでにすべての車両が廃車になりましたが、唯一手宮にある小樽総合博物館にキハ03-1が展示保存されていますが、キハ03-1は準鉄道記念物に指定されています。

 

 

 

 

 

キハ03がtomixから改良品で再登場する。

 

 

 

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/kiza3jp/e/07c0c4f6e2700beaa2723ceaf28f3779


キハ03形もtomixから製品化されていますが、tomixから国鉄で使われていた2軸のレールバスですが、トミックスブランドに移行してからキハ02が製品化されましたが、トミックスが25周年記念の際に復刻版が製品化されました。

 

 

 

それからしばらくして、キハ02を含めて国鉄で使われたレールバスはすべて製品化しましたし、南部循環鉄道で使われていたキハ101とキハ102も製品化しました。

 

 

今回、販売されることになった国鉄キハ03形レールバスセット は、過去に販売された製品の動力ユニットなどを改良した製品になりますから、昨年の夏に南部循環鉄道のキハ101とキハ102が改良の上で再生産されたのと同じことですが、

 

 

 

キハ03を含めて国鉄で使われていたレールバスのセットですが、中古品でもなかなか手に入りにくくなってきていましたから、それが再び手に入るようになったということ自体が朗報ではないでしょうか。

 

 


キハ03以外のレールバスtomixから再生産されるか?

 

 

 

 

 


引用先 http://sakikawa.michikusa.jp/kiha01-3.html

 

今年の8月にtomixから、動力ユニットを改良した上で国鉄キハ03形レールバスセットが販売されることとなりました。

 

そうなるとこれから先、これまでにtomixから製品化されたキハ01形を含めてレールバスセットも動力ユニットを改良したうえで、販売されるのでしょうか。

 

 

実際に昨年の夏に南部循環鉄道のキハ101とキハ102が、今年の8月に国鉄キハ03形レールバスセットが販売されることが決まっていますから、ひょっとしたら、来年の夏あたりにキハ01形もしくはキハ02形が動力ユニットを改良の上で販売されるということもあり得るのではないでしょうか。どちらが先になるかということはわかりませんが、昨年と今年ということですから、キハ01形もしくはキハ02形のどちらかが出てきてもおかしくないのではないでしょうか。

 

 


あと、国鉄で使われていた2軸のレールバスですがキハ01形で廃車を免れた車両がキユニ01に改造されて廃線となったJR西日本三江線がまだ、南北に分かれていた時に三江北線で使われていましたが、これなんかも動力ユニットを改良したうえで製品化されてもおかしくないのではないでしょうか。