本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

新時代への変化: 小湊鉄道のキハ200が誕生した背景にあるものは?

 

 

引用先 https://raillab.jp/series/1871

 

 

小湊鉄道のキハ200は、国鉄で使われていたキハ20系から派生した車両ですが、なぜ?小湊鉄道国鉄で使われていた車両と似たものを作ったのでしょうか?

 

 

 

小湊鉄道がキハ200を作った理由は今まで使っていた車両の老朽化。

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/86550

 

今も小湊鉄道で活躍しているキハ200が、なぜ作られたのかというと、小湊鉄道でキハ200が出てくる前まで使われていた車両の老朽化でありましたが、キハ200が出てくる前で小湊鉄道が使っていた車両はというと、

 


自社発注のキハ100形

 

 

引用先 https://drfc-ob.com/wp/archives/15631


国鉄払い下げのキハ41000形、

 

 


引用先 https://drfc-ob.com/wp/archives/15631

 

 

国鉄払い下げの買収国電気動車化したキハ6100形

 

 

引用先 http://express-akanagi.blogspot.com/2016/07/blog-post_19.html


 キハ5800形
 

 

 
引用先 https://www.chibanippo.co.jp/news/local/588661


がありましたが、これらの車両は戦前に鉄道省が作ったもの、戦時中に国によって買収された路線で使われていた車両などでありましたから、車両の老朽化は隠すことはできません。

 

それで新しい車両をということで作ったのがキハ200ですが、キハ200がキハ20と似ているのも、キハ20から派生した車輌になりますが、キハ200は作られてから50年以上も経過している本当に古い車輌ですが、未だに活躍しているのも奇跡的なことであります。

 


小湊鉄道のキハ200と国鉄のキハ20と似ているところと違いはどこか?

 

 



引用先 https://ameblo.jp/seventhheaven1992/entry-12454297499.html


小湊鉄道のキハ200は国鉄で活躍していたキハ20形をベースにした車両ですが、キハ20形の共通点はというと、

 

エンジンがDMH17Cディーゼルエンジンであること。

台車もDT22・TR51であること。

 

それらを踏まえて見ていきますと、キハ20形200番台とほぼ似ている車両ですが、キハ20形との違いは、ヘッドライトの位置がキハ20形が真ん中にあるのに対して、小湊鉄道のキハ200は運転手側と助手側の上の部分にある点と、トイレがないという点とあと窓が、小湊鉄道のキハ200のうちでキハ201 - 210が通常のアルミサッシであること。

 

この点は国鉄で使われていたキハ20形200番台もそうでした。

 

キハ211以降の4両がユニットサッシになっていますが、キハ20形200番台でも晩年、JR四国に配属されていた車両の一部でユニットサッシになった車両もありましたから、その先駆けといってもいいのではないでしょうか。

 

 


小湊鉄道キハ200の現在の運用はどのようになっているのか?

 

 



引用先 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kiha200-2.jpg


今も小湊鉄道の主力として活躍しているキハ200ですが現在の運用は、JR東日本から譲渡された5台のキハ40とともに同じ運用になっていますから、

 

 

実際に小湊鉄道に出かけて沿線でキハ200を撮影するとなると当日でなければキハ200が来るか?キハ40が来るかがわかりませんが、この点については小湊鉄道にその日の運用がどうなっているかということを確認するしかありませんが、

 

それでも小湊鉄道には沿線に古いころの里山の景色もあれば、区間によってはタブレット交換も見られるというのですから、本当に古いころの地方のローカル私鉄の雰囲気が色濃く残っている中をキハ40も運用に入っているというのですから、

 

小湊鉄道のキハ200が撮影できなくても、十分に鉄道写真を撮影することができますから、見方を変えますと贅沢な悩みということではないでしょうか。

 

それだけ小湊鉄道沿線にはいろいろな撮影ポイントがあります。

 

 

小湊鉄道キハ200がキハ40と運転できる理由は?

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/14580


小湊鉄道のキハ200は、JR東日本から譲渡されたキハ40と組み合わさって運転されるということもありますが、なぜ?そのようなことができるかというと、小湊鉄道のキハ200もキハ20から派生した車両で、国鉄で使われていたキハ20もキハ40と組み合わさって実際に運転されていましたし、


1963年から1964年の夏期に運転された千葉から養老渓谷間までの直通列車では、千葉から五井までの房総西線、今の内房線がまだその当時は電化されていませんが、

 

この区間実際に国鉄気動車との併結で運転された実績もありますから、それから推測する限りではその時、併結された国鉄気動車キハ10形やキハ20形ではないでしょうか。

 

 

国鉄でも、キハ40が登場してから全国各地の路線で、キハ10やキハ20ともに組み合わさって運転されていましたされていたから、そうしたことを踏まえて見ていきますと、小湊鉄道のキハ200がJR東日本から譲渡されたキハ40と組み合わさって運転される運用もできるというのですから、

 

ディーゼルカーの種類を越えた運転ができるのですから、それこそ二昔前の国鉄の路線で見かけることが、できたディーゼルカーによる普通列車が再び復活したということにもなりますし、

 

列車によっては、小湊鉄道のキハ200で編成された列車とJR東日本から譲渡されたキハ40で編成された列車同士が、途中ですれ違うというような運用も起きているということになりますが、なんだか、小湊鉄道に譲渡されたJR東日本から譲渡されたキハ40も幸せ者ではないでしょうか。

 


小湊鉄道のキハ200で廃車となった車両の譲渡先は?

 



引用先 https://news.mynavi.jp/article/20230511-2676592/

 

JR東日本から譲渡されたキハ40により小湊鉄道のキハ200もすでに運用を離脱し、保留車となっている車両も出てきましたが、どの車両かというとキハ202とキハ209になりますが、いつ運用から離脱したのかというと、

 

前者が3年前の2020年10月で、後者は2021年になってからですが、キハ202とキハ209は今のところ保留車となっていますが、キハ202とキハ209も今後廃車になる可能性もあるのではないでしょうか。

 

それと昨年になってからキハ203が4月で廃車になりましたが、廃車になった後はというと、高滝湖グランピングリゾートに譲渡されましたが今後どのように活用されるかというところが気になりますが、

 

そうなると保留車となっているキハ202とキハ209も、同じところに譲渡されるということもあり得るのではないでしょうか。

 

いずれにしても今、保留車となっているキハ202とキハ209が、今後どうなるのかということも気になります。

 


小湊鉄道のキハ200は今後どうなるのか?動態保存もあり得るか?

 

 

 

引用先 https://raillab.jp/car/71455

 

JR東日本からキハ40が譲渡されたことで、11両になった小湊鉄道のキハ200ですが、今後はどうなっていくのでしょうか?

 

考えられるケースとしては、今も主力として使われているキハ200が運用離脱していくということです。その際ですが新たな車両が必要になりますが、小湊鉄道でも新たな車両を作るのでしょうか?

 

この辺も気になるところでありますが、一つの可能性としてキハ40を増やしていくということは十分にありえるのではないでしょうか?

 

その際ですがどこからキハ40を持ってくるかということになりますが、JR東日本のキハ40はすべて消えていますから、新たに車両を探すとなるとJR西日本もしくは、JR四国ということになりますが、

 

JR四国は2025年度までに、キハ40系を廃車にするという方向に入っていますから、もしかしたら今後、新たにキハ40が譲渡されるとなるとJR四国が有力な候補になってもおかしくないのではないでしょうか。

 

そうなりますと小湊鉄道のキハ200も最終的には、すべての車両が廃車になるのではないでしょうか。そのあとはどうなるのか?ということについてですが、これだけ長く小湊鉄道で活躍してきた車両ですから、静態保存という方向になるのではないでしょうか。

 

いずれにしても小湊鉄道のキハ200は、今後ますます注目度が高くなっていく可能性があるのではないでしょうか。