本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

JRの限られた地域でいまだも現役で活躍しているキハ40系とはどんな車両か?

 


引用先 https://www.toretabi.jp/railway_info/entry-10886.html


今や限られた地域で活躍しているキハ40系とはどんな車両なのでしょうか。

 

 

 

キハ40系は大きく分けて3種類の区分番台があった。

 



 

引用先 https://4travel.jp/travelogue/11773529

 

今も現役でJRの路線で活躍しているキハ40はどんな車両かというと、両運転台のディーゼルカーで、国鉄がに作った全国のローカル線向けの最後の車両になりますが、


キハ40形が作られた理由はキハ10やキハ20が老朽化したということで、その置き換えとして作られた車両になります。

 

そしてキハ40は大きく分けて3種類の区分番台になりますが、どのような区分かというと、


・北海道向けのキハ40 100番台

 

 

引用先 https://itreni.net/jnrkeishikipage/dc/dc40/jnrdc40_100.html

 


・寒冷地向けのキハ40 500番台

 

 

引用先 http://rail-photo.o.oo7.jp/k040.htm

 

・暖地型向けのキハ40 2000番台

 

 

引用先 http://www.vivimodel.com/03.tomix/8400.dc/8405.kiha40_2000/8405.kiha40_2000.htm


に分けることができますが、

それでこれらのキハ40の違いはというと、100番台と500番台についてはデッキ付き、2000番台についてはデッキ無しになりますが、その理由はというと前者が北海道や東北地方で使うためで、後者については暖地で使うということで防寒対策がされているかされていないかという違いになりますが、以外にも2000番台の車両も只見線でも使われていたというともありました。

 

そして台車についても北海道向けの100番台新開発のDT44形・TR227形もしくはDT44A形・TR227A形空気ばね台車でありましたし、

 

寒冷地向けと暖地向けの車両はキハ20以降使われてきた標準台車であるコイルばね式のDT22D形・TR51C形が使われていましたから、

 

同じ系列の車両でも台車でも二つのグループに分類できるのがキハ40形の一つのポイントになりますし、

 

さらに窓については北海道向けの100番台窓が小さくなっているのに対して、500番台と2000番台2段サッシ窓でさらに細かく見ていきますと、

 

500番台については上段が固定され下段だけが開くようになっているのに対して、2000番台はというと上下両方が開くようになっていますから、

 

この辺については走る路線ごとでいろいろと細かな仕様の違いがはっきりと出ていたということでありました。

 


キハ40系がいまだに現役で使われている理由は?

 


引用先 https://raillab.jp/photo/5747

 


キハ40ですが今ではJR北海道と西日本、四国そして九州の4社で使われていますが、

 

なぜ?いまだにキハ40系が今も現役で使われているかというその理由は一つには車体が頑丈であるということになりますが、

 

キハ40が登場してから40年近くが経過しているというのですから、それだけ車体が頑丈に作られていたからこそ今日まで使えてきたということになりますが、逆に言えばキハ40を計画した国鉄が保守的であったとも見ることができます。

 

そうしたこともあって今でも使われているキハ40については窓周りなどに変化が出ていたりと、所属する会社ごとにいろいろな変化が出ていますが、車体については作られてからのままということですからこれだけ長持ちする車両もなかなかありません。

 

それゆえでしょうか。キハ40の一部の車両がジョイフルトレインのタネ車としても使われているというのもそうしたことがありました。

 

 


キハ40系が現役で活躍するのはいつまでか?

 

 

引用先 https://raillab.jp/car/68705

 

キハ40は今でも現役で使われている路線がありますが、なぜいまだにキハ40系が今も現役で使われているかというと、後継となる車両の開発が遅れたことが最大の理由になりますが、

 

JR北海道の場合だとキハ40の置換の車両がなかなか作ることができなかったということですが、2020年度以降からH100型が落成し、苫小牧や函館などに配属されてきていますが、

 

それでもいまだにキハ40が使われている路線もありますし、JR四国については2025年度までにキハ40などを含めて国鉄時代に作られた車両を置き換えるという方針で進めていくということになりますが、

 

JR北海道といいJR四国でもキハ40の置換の車両についてはなかなか作ることができなかったということをあらわしていたということでありましたが、

 

そうした流れてみていきますと、いずれJR北海道と四国からキハ40形が消えるのは時間の問題であるということになります。

 

そうなると最後までキハ40系が現役として残るのはJR九州になるのでしょうか?