本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

ef81 600番台とはどんな車両なのか?なぜ登場したのか?

 

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/chap67/e/4e6b792724c5dcd6fd433248f9333436

 

JR貨物で使われていたef81 600番台とはどんな車輌だったのでしょうか。

 

 


ef81 600番台は国交省の省令で出てきた車両だった。

 

 


https://www.torepa21.com/html/a-n7fef81kamo1e7.html


昨年度まで門司機関区にも残っていたef81 600番台ですがどんな車両かというと、


今から11年前の話になりますが2012年5月から運転状況記録装置が付けられたということで、新たに600番台が形式区分として登場しましたがなぜ?運転状況記録装置をつけたのかというと、

 

国交省からの省令で、最高速度が100km/hを超える運転を行う際に、新たな保安装置をつけるようにということでありました。

 

そうしたこともあってJR貨物に所属している車両の中で、0番台の車両で富山機関区に配属されていた車両がこの対象になりましたが、

 

これと並行する形でJR貨物に所属しているef65 1000番台も区分番台が変更となり、

ef65 1000番台でJR貨物の車両はすべて2000番台なりました。

 


ef81 600番台のベースになった車両は3種類あった。

 



引用先 https://www.torepa21.com/html/a-nb5ef81xxxx2e7.html


それでef81 600番台に形式変更になった車両については3種類ありました。

 

初期型の27から28、33

 



引用先 http://butsuma-tetsudou.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/ef81-627-37dc.html

 

中期型の115から119、121、123、125から126、129

 

 

 

引用先 https://plaza.rakuten.co.jp/592121/diary/201502240001/

 

後期型の135、142、146、148

 



引用先 https://photozou.jp/photo/show/282592/206990291/?lang=zh


になりますが、

 

初期型と中期型についてはすでにJR貨物の富山機関区時代に更新工事も受けていましたが、後期型のグループについてはJR東日本で余剰となった車両を譲渡してもらったということでしたが、

 

いま改めて振り返ってみると、JR貨物の富山機関区にはef81のすべての車両が揃っていたということになりますが、

 

そうしたこともあって富山機関区に所属していた0番台のすべてのグループが600番台の対象になったということになります。

 

その結果、ナンバープレートも切り抜き文字を貼り付けたものに交換されたというのですが、初期型や中期型については新しくナンバープレートを車体に取り付けたということになります。


ef81 600番台は本当に不運としか言いようがなかった。

 

 


引用先 https://db252db254.exblog.jp/28332412/

 

新たな区分番台となったef81 600番台については引き続き、富山機関区で日本海循環線を走るコンテナ列車で活躍していましたが、

 

それも後継機のef510の落成と増備と似もない、戦列から離脱する車両出てきて、富山機関区で廃車になる車両もあれば、


最終的には門司機関区へと移動する車両も出てきましたが、新たに門司機関区に移動した車輌ですが、

 

これまで使われてきた銀釜ことef81 303などとともに引き続き、門司機関区を拠点として九州各地に向かうコンテナ列車などを担当していましたが、


九州もef81 600番台にとっては安住の地ではありませんでした。

 

はるばる富山機関区から門司機関区まで移動してきた車両も九州に来てから戦列を離れる車両も出てきて、


最終的には最後まで残ったef81 716が廃車となり、このグループも消滅しましたが、

 

ef81 600番台についてはあまり目立たないグループであったのではないでしょうか?

 

同じ0番台から改造された400番台がまだ現役で残っていますから、まだまだ活躍できたのではないでしょうか。