本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

阪堺電車モ166号車も引退か?なぜそのような話が出てくるのか?

 

 

引用先 https://raillab.jp/photo/126697


日本一古い車両としても有名な阪堺電車のモ166号車についてですが引退するのではという話も出てきていますが何があったのでしょうか?

 


阪堺電車モ161形はいつ作られたの?

 

 



引用先 https://mysterytrain161.blogspot.com/2021/05/29166.html

 

 

今後引退するのではとも言われている阪堺電車のモ166はいつ作られたのかというと、

 

モ161形については1928年で昭和でいえば3年になりますから、今から95年前に作られた車両で、

 

今の川崎車輌、その当時の川崎造船所で作られた車両になりますが、

 

この年の11月に昭和天皇京都御所即位の礼を行った年になりますが、

 

昭和3年にどんなことがあったのかというと、

 

漫画の神様とも言われている手塚治虫さんが生まれた年でもありますし、

 

日本共産党の機関紙でもある赤旗が創刊されたのもこの年になりますが、

 

それ以外にも張作霖爆殺事件も起きた年でありましたが、

 

日本が戦争への道に進んでいくきっかけにもなった年でもありますが、

 

この当時ですが、国内の鉄道車両ですが17メートル級のオハ31系が出てくるなどこれまで使われていた木造の車両から鋼製の車両へと変わりつつある時期でもありましたが、

 

その当時の鉄道省ですがまだ木造の電車が主力で昭和元年モハ30系後のクモハ11 100番台になる車両が登場しましたが、

 

まだこの当時作られた鉄道省の鋼製の電車については木造電車の流れを引いていたということで、屋根がダブルルーフの車両でありましたから

 

逆に言えばその当時の私鉄の電車については屋根がシングルルーフの車両が登場してきているというのですから、電車についてはは鉄道省よりも私鉄の方が一歩も二歩も進んでいたということになります。

 

これは大手私鉄だけに限っただけでなくて、一畑電鉄上田電鉄でも使われていた古い車両も阪堺電車モ161形が作られた前後に作られた車両になります。

 


阪堺電車モ161形は現在、何両残っているのか?

 

 

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/acc_hyperspeed_43/e/fe38d090e326aa933ab9eb1da2a1c0b7

 

阪堺電車モ161形についてですが2023年の9月の時点で何両残っているかというと、


・モ161

・モ162

・モ164

・モ166

 

の4両だけとなりましたが、今から9年前の2014年春には161形が7両が在籍していましたが、

 

その年の年末までにモ165、モ168、モ170の3両が相次いで引退しました。

 

それで今残っている車両ですが主に冬場を中心とした運用になっていますが、その理由は冷房がないということで、

 

夏場は運用に入らないのですが、昨今の異常な暑さですから冷房のない車両では夏場の運用が無理であるということになります。

 

阪堺電車モ161形が抱えている問題。

 



引用先 https://blog.goo.ne.jp/acc_hyperspeed_43/e/8d1228344c122812cffee3131643dece


それでモ166については引退の話が出てきていますが、

 

その理由は車両が作られてから95年が経過しているということで部品の問題がありますが、

 

こうした古い車両ですから部品一つとってみても重大な問題になるということです。

 

実際にモ166も昨年の10月に故障してしまいましたがその時はモ164にけん引される形で安孫子道車庫に回送されたというのですから、

 

これだけ古い電車になると部品一つとってみても重大な事故につながるということですから、

 

そうなるとモ166も現役から引退という形になるのでしょうか?

 

それとも再び復帰して本線を走る姿を見ることができるのでしょうか?

 

この点については今後も気にかかるところでありますが、


いずれにしても貴重な車両だけに産業遺産など今後何らかの形で残してもらいたいものであります。