本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

ef81形機関車ってどんな車両?実はJR後も作られた車両もある。

 

 

引用先 http://www.kanorail.com/EF81/EF81.htm

 

残りわずかとなってしまったef81ですが、そもそもef81とはどんな車両なのでしょうか?

 

 

 

ef81形電気機関車は電気の種類を問わずに活躍できる電気機関車

 

・直流、交流50ヘルツ、60ヘルツ問わずに走ることができる。

 

・貨物列車から寝台特急日本海やあけぼのでも活躍していた。

 

関門トンネル用の車両やJRになってからも作られた車両もある。

 

 

ef81形機関車で0番台のグループは3タイプが存在していた。

マルチに活躍することができる電気機関車でもあるef81形電気機関車ですが、0番台については大きく分けて3つのグループに分けることができます。

 

EF81 1~38までのグループは初期型とも呼ばれています。

 


引用先 http://www.kanorail.com/EF81/EF81.htm

 

・EF81 39 ~136までのグループ。

 

 

引用先 http://www.kanorail.com/EF81/EF81_106-136.htm

このグループは初期型とは違い、屋根上の機器カバー形状が変更されているという

ことから中期型とも呼ばれていますが、

 

EF81の中期型と初期型が重連運転で走行しているところを撮影した写真がありました。

 

 

引用先http://www.kanorail.com/EF81/EF81.htm

 

それで上記の写真ですが前が初期型で後ろが中期型になりますが、見た目でも屋根の機器カバー形状の違いがはっきりと判ります。


そして最後のグループのEF81137 ~152。

 


引用先 http://n249dd.blog.fc2.com/blog-entry-78.html


このグループはEF81電気機関車最終グループで、一番の特徴はというと運転台にひさしがついていというところが、初期型や中期型との一番の違いになります。

 

 

ef81形電気機関車の300番台は関門トンネル専用。

 

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/terunao920/e/4cb61702a4081b040cf365e30c44f333

 

300番台については今や唯一303号機だけということで、ef81形電気機関車の中でも特に注目を集めている車輌でありますが、

 

元々関門トンネル用に作られたグループで車体がステンレであるということが最大の特徴で、

 

303号機が銀釜とも呼ばれているのもステンレス製の車体だからであります。

 

300番台については301と302については車体がローズピンクでありましたが、

 

 

引用先 http://www.kanorail.com/EF81/EF81_301-304.htm


その理由は田端機関区に移動になった際に、車体がローズピンクとも呼ばれている赤13号に塗装されたということで、引き続き、常磐線で運転されていた寝台特急ゆうづるなどを担当していたということはよく知られています。

 

そして門司に戻ってきてからも田端機関区時代の姿を維持していましたが、JR貨物になってからは301号機だけが更新機となり、車体に白い帯を入れていたということでも知られています。

 

 

ef81形電気機関車でJRになってから作られた車両は2種類ある。

 

ef81形電気機関車は本当に稀な車両でJRになってからも増備された車両もありますが、JRになってから増備された車両はというと、

 

ef81形500番台

 

 

引用先 http://www.uraken.net/rail/alltrain/ef81.html

 

500番台については日本海循環線のの輸送力強化という目的で3台が作られましたが、500番台を作る際ですがef81の後期型の図面を流用した関係で、

 

運転台にひさしがついているという点と車体の色がこれまでの交直流電気機関車
特徴でもあるローズピンクから車体上部がブルーで、車体下部がライトグレー、運転室の出入口ドアはローズピンクというカラーリングでありましたが、

 

このような塗り分けですが同期に増備されたEF66100番台

 



引用先 https://blog.goo.ne.jp/eyeyan/e/cec2cf6038763c6e107438a33f9e55ec

 

青函トンネルで使われていたED7950番台

 

 

引用先 http://ed75.la.coocan.jp/d-archive/ed79/ed79051-060.htm

 

も同じようなカラーリングでありましたが、ただ、EF66100番台については乗務員扉が青で、ED7950番台については交流機ということで乗務員扉は赤でありました。


そしてJRになってから増備された最後のグループが450番台になりますが、

 

450番台については関門トンネルで使われていた400番台の老朽化に伴い増備されたということになりますが、


ただ、このグループについては最初に作られた451~452と後から作られた453~455については同じ機関車でもこれほどまでに違うのかというくらいに違いが出ていますが、


どんな違いがあるかというと、

 

ヘッドライトの位置が451と452ヘッドライトとテールライトが角型ケース内に一体化されているというところであります。

 



引用先 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Ef81_451.jpg

 

これに対して453から455についてはヘッドライトがこれまでに
作られてきたef81と同じ位置にあるというところであります。

 



引用先 http://js3vxw-02.cocolog-nifty.com/photos/jr_ef81_450/jrf_ef81_453_01.html



450番台ですが500番台と同じ車体のカラーリングで、国鉄時代に作られた車両にあった飾り帯を廃止し、さらにナンバープレートも片側に寄せている点が同じですが、

 

唯一450番台だけが裾に青い帯を入れている点が500番台との違いになりますが、

 

ef81についてはJRになってからも増備されたということですから、使い勝手のいい機関車でありますが、

 

JR東日本そしてJR貨物からも消えるのも時間の問題になった感じであります。