引用先 https://raillab.jp/photo/42486
JR九州の肥薩線で運転されている観光列車『いさぶろう・しんぺい』ですが10月4日で運転終了となりますが、何があったのでしょうか?
●いさぶろう・しんぺいで使われている車両はキハ40形。
引用先 https://raillab.jp/photo/6081
10月5日で運転が終了するいさぶろう・しんぺいですが使われている車両はキハ40形を改造した車両になりますが、
キハ40形といえば今では北海道と西日本そして四国と九州でしか見かけることができなくなった車両ですが、かつては全国各地で見かけることができた車両になります。
それでいさぶろう・しんぺいで使われている車両についてはJR九州管内で使われていた車両になりますが、
JR九州でも電化が進んだことでキハ40形のディーゼルカーが余っていたということもあり、いろいろな観光列車へと改造していったということになります。
それでいさぶろう・しんぺいについては2004年の九州新幹線の鹿児島ルートの部分開業した関係もあり、
新たな観光列車が必要になったということでキハ40形から改造されたということになりますが、
いさぶろう・しんぺい自体、定期の普通列車として人吉駅から吉松駅の区間の運用や特急列車として人吉から熊本までの運用を担当していますが、
肥薩線については今から3年前の2020年7月の集中豪雨で肥薩線の八代駅 から吉松駅の区間が不通となりました。
そうしたこともあって今は不定期で九州各地の各種団体列車として運用されています。
●いさぶろう・しんぺいの名前の由来は?
引用先 https://raillab.jp/photo/198624
それでいさぶろう・しんぺいという列車の名前の由来は何かというと、
肥薩線の開業に関わった山縣伊三郎と後藤新平から来ていますが、
肥薩線といえば蒸気機関車が活躍していた頃になりますが集煙装置に重油タンクを装備した重装備の人吉機関区に所属するd51形がこの区間を担当していたということは良く知られていますし、
そこを人吉機関区の重装備のd51が挑んでいたというのは有名な話でもありますし、
さらに1974年から1980年の10月のダイヤ改正までは博多と宮崎を結ぶ特急「おおよど」が、
1959年から2000年のダイヤ改正までは熊本と宮崎を結ぶ急行「えびの」も運転されていましたが、
急行えびのに使われていたキハ58系もこの区間では故障する車両も出てきたというのですから、それだけ矢岳越が大変だったかということを証明しています。
●いさぶろう・しんぺいの運転が終了するその理由は?
引用先 https://blog.goo.ne.jp/makikyu/e/2a3a2326db5f759e4614c01438b9e6e7
それでいさぶろう・しんぺいが10月限りで運転が終了しますが、その理由はというと、
JR九州が新たに作る観光列車「ふたつ星4047」に使われる関係で今年の10月で運転が終了するということになりましたが、
「ふたつ星4047」に改装される車両についてはキハ40形から改装されたはやとの風で使われている2両といさぶろう・しんぺいで使われている車両との組み合わせということになりますから、
いさぶろう・しんぺいで使われている車両の中からも余剰となる車両も出てくるということになりますから、
そうなりますと余剰となった車両については最終的には廃車となるのでしょうか?
この辺も今後どうなっていくのかということでも気になる所であります。