本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

ef65 1000番台と2000番台の更新色になった理由は?

 

引用先 http://f-liner.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0afe.html

 

JR貨物に残るef65 2000番台で更新色の車両は3両だけですが、過去にあった更新色などについて振り返ってたいと思います。

 

 

 

 


JR貨物のef65 1000番台と2000番台が更新色に変わった理由は?

 

 


引用先 https://krfj.net/hatenaki/jrf/ef65.html


今や残り3両となったJR貨物のef65 2000番台の更新機ですが、なぜ?あのような色の塗り分けになったのかということを振り返りますと、


JR貨物に所属していたef65 1000番台は、車歴が長い車両と短い車両があり、車歴の長い車歴が長い車両は特別保全工事を随時行い、車歴の短い車両は工事を行わないということで、工事を行った車両か?そうでない車両かを、区別するために車体の色を変更しました。

 

ef65 1000番台の更新機で1回目の特別保全工事を受けた車両は、ブルーの濃淡ツートン+ホワイトの3色。

 

 


引用先 http://rabuco2019.sakura.ne.jp/EF65-1000bandai

 

2回目の特別保全工事を受けた車両は、ブルー+ホワイトの2色。

 

 


引用先 http://rabuco2019.sakura.ne.jp/EF65-1000bandai

 

になりましたが、JR貨物に所属していたef65 1000番台の前期型は、2回目の特別保全工事を受けた車両3色にならずにすべての車両が廃車となり、後期型の車両だけが3回目の特別保全工事を受けることになりました。

 

大宮工場で、特別保全工事を受けた車両で最後まで3色の更新機で残った車両は、

 



引用先 http://www5c.biglobe.ne.jp/~harehare/hensei_EF65_PF5.html

 

1058号機で、これも2011年の5月に大宮車両所で全般検査を受けたときに2色と変わり、3色塗りの更新機が消滅しました。

 

ef65 1000番台の更新機で、広島車両所で施工されたからしと呼ばれる車両もありましたが、

 

 

 

引用先 http://blog.livedoor.jp/yoo_sa/archives/1495970.html

 

この塗り分けですが現在、2127号機のみとなりましたが、元々は岡山機関区に配属されていたef65 1000番台で見ることができたものですが、特徴は乗務員扉と前面の貫通扉だけがからしという特徴でありました。

 

ということもあって、広島車両所で施工された車両は、からし色と呼ばれるようになりましたが、ef65 10000番台で、前期型の1008、1010、1012、1031から1033号機はさらにナンバープレートもからし色でありました。

 

 

 


引用先 https://blog.goo.ne.jp/momotaro20050617/e/bb91fd51cfdcd63e093479307add7ce8

 

 

 

ef65 1000番台の更新機で広島色にまつわる謎?

 

 

 

 

引用先 http://kmh223.sakura.ne.jp/picfront/jrkikan/index8.html

 


それと広島車両所で行われた更新機は、例外的なケースで車体は3色更新機でありながらもなぜか?貫通扉だけからし色の1089号機

 

 

 


引用先 http://asama489jr.s378.xrea.com/jrfright/ef65/EF65-1089.html

 

もありましたが、この件はいまだになぜそうなったのかという謎が残ります。

 

そして1089号機は、改めて広島車両所で塗装を変更して、2色更新色になりましたが、不思議なことに青色は大宮車両所で更新工事を施工された車輌と比べても青く、

 

 

引用先 https://ameblo.jp/tohchanne/entry-12628632888.html

 

さらにナンバープレートも紅葉色でありました。

 

 

 

 


ef65 2000番台の更新機が国鉄色に変わったのはなぜか?

 

 



引用先 http://blog.livedoor.jp/ef651105/archives/cat_795600.htm

 

新鶴見に残っているef65は2000番台の車輌ばかりで、さらに国鉄色の車両ばかりで逆に更新色の車両が貴重になってしまった感じでありますが、なぜ?このようなことになったのかというと、

 

一つには経費の削減で、JR貨物も民間の会社ですからいろいろと経費もかかりますが、その中でも機関車の塗装に必要となる塗料の量は半端でありませんから、


かつて見られたようなef65の2000番台の更新機のような色は、塗装する手間や作業効率などから見ても経費もかかりますから、経費を削減する関係で、更新色が減っていきました。

 

そしてもう一つの理由は、JR貨物のef65 1000番台、今は2000番台だけですが、更新機があったころはまだ未更新機も存在していました、それを区別するために色分けをしていましたが、未更新機がすべて廃車になった関係でそうしたことをしなくてもいい状況になりましたから、

再び国鉄色に戻り、その第一号が、2139号機2017年の5月に大宮車両所での一般公開の時に、「EF65 2139 国鉄色復活 大宮車両所 新鶴見機関区」のヘッドマークが取り付けられて一般公開されましたが、

2139号機はさらに車体の側面の上についているJRマークもなく、さらにナンバープレートも国鉄時代の晩年に一部の車両で観られた赤プレートで銀文字でありましたから、それこそ国鉄時代の姿になりました。

 

 

 

引用先 https://raillab.jp/photo/91610

 

 

そしてこれ以降、更新機はその年の10月に出場した2065号機以降から国鉄色へと変わり、さらに側面ナンバープレート上にJRマークも復活、屋根上のモニターも黒に塗り替わりましたが、昨年の3月に出場した2085号機が最後の国鉄色として登場し、更新機の国鉄色への復帰は22両で終わりました。

 

ということもあって、今も新鶴見に所属しているef65 2000番台の主力として活躍していますが、今後はef210が増えていく関係で、2000番台の国鉄色も徐々に数を減らしていくのではないでしょうか。

 

パラレルワールド的な話になりますが、もしef65 0番台や500番台で更新工事を受けた車両が残っていたら0番台の国鉄色や500番台の国鉄色の車両も出てきたのではないでしょうか。