本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

筑豊電気鉄道2000形は西鉄からの譲渡車でカラーバリエーションも豊富。

 

 

 

引用先 he6thfactory.web.fc2.com/chikuho/2000.html

 

6月に筑豊電気鉄道2000形2005号(黄)が新たに筑豊電気鉄道2000形に加わりますが、筑豊電気鉄道2000形はどんな車両なのでしょうか。

 

 

 

 

 

筑豊電気鉄道2000形は西鉄からの譲渡車。

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/14508

 

筑豊電気鉄道は開業以来、自社の車両を所有していなかったのですが、その代わりに親会社の西日本鉄道の車両が乗り入れていましたが、この点が筑豊電気鉄道が他の第三セクターで運営している私鉄とは異なる点であります。

 

 

第三セクターで運営している私鉄には開業に合わせて車両を新しく作ったり、国鉄やJRで使われていた車両を引き継いで使うということかありますが、

 

 

その点、筑豊電気鉄道には親会社でもある西日本鉄道の車両が乗り入れていましたが、それが西日本鉄道から車両を譲渡してもらったことで、初めて自社の車両を所有することができました。


それで筑豊電気鉄道西日本鉄道から譲渡してもらった2000形ですが、西鉄時代は3車体連接車2001~20072車体連接車2101~2118の2タイプから成り立っていますが、

 

3車体連接車2001~2007は、西鉄福岡市内線の第1次廃止で余剰となった1300形4編成と200形1編成の計5編成を1976年10月に譲り受け、2車体連接車の2001AB - 2005ABとして使い始めました。

 

 

そして翌年の10月に今度は北九州線で使われていた1000形2編成福岡市内線で使われていた1000形1両の車体を改造した中間車を組み込み、3車体連接車の2001ACB - 2005ACとなりましたが、

 

鉄コレでは3車体連接車の車両が製品化されていますが、最初は2車体連接車でありましたが、筑豊電気鉄道2000形も3車体連接車になるまでには時間もかかったということでした。

 

そして筑豊電気鉄道2000形が7編成揃ったのが1980年のことでしたが、この時も北九州線1000形3編成を改造して、3車体連接車2編成が揃ったということですから、

 

筑豊電気鉄道2000形が7編成がすべて3車体連接車として揃うまでには4年近くかかりましたし、7編成が揃ってからもヘッドライトの位置が変わったり、冷房化されたり、窓が上段下降・下段上昇式のアルミサッシのユニット窓に交換されるなどの変化もありました。

 

 


筑豊電気鉄道2000形で鉄コレで製品化された車両。

 

 

 

引用先 https://raillab.jp/photo/77499

 

筑豊電気鉄道2000形も鉄コレで製品化されましたがこれまでどんな編成が製品化されたかというと次のようになります。

 

2001編成「紫」 

2003編成「青」

2004編成「緑」 

2005編成「黄」 

2006編成「橙」 

2007編成「赤」 

2003編成 「西鉄マルーン&ベージュ」

2004編成 開業時塗装

 

が製品化されてきましたが、

 

筑豊電気鉄道2000形は7編成ありましたから、そのうちの6編成が製品化され、まだ製品化されていないのが2002編成「藍」だけですから、そうなると今後2002編成「藍」のについても製品化されるのではないでしょうか。


その辺についてはメーカーであるトミーテック次第でありますが2002編成「藍」も製品化してもらいたいものですよね。

 

 

 


筑豊電気鉄道2000形で鉄コレで製品化されていない車両も製品化されるか?

 

 

 


引用先 https://raillab.jp/photo/30083

 

筑豊電気鉄道2000形で今のところ製品化されていないのは2002編成「藍」が製品化されていませんが、それ以外の色については製品化されていますから2002編成「藍」が製品化されると通常の7色がすべて揃うということになります。

 

 

あと2003編成も黄電塗装にもなりましたから、これも今のところ製品化されていませんが、これから先製品化されてもおかしくないバリエーションではないでしょうか。

 

 

筑豊電気鉄道2000形自体も大多数の車両が廃車となっていますから、いずれすべての車両が消えていくということになりますから、それであれば、これまでに存在していたいろいろなカラーリングの車両が製品化されてもいいのではないでしょうか。