https://raillab.jp/series/4619
栗原電鉄の車両ですが鉄コレではм15だけですがそれ以外の車両も製品化されるのでしょうか。
●栗原電鉄とはどんな路線だったのか?
引用先 https://japanese-transport.seesaa.net/article/200912article_5.html
栗原電鉄ですが、開業した当初は762mm軌間の軽便規格路線で開業しました。そして直流電化とレールの幅を狭軌の1,067mmへと変えましたが、1970年から赤字経営となりましたが、その理由も乗客と貨物の減少でありました。
そして1980年代の中ころからは急激な円高の影響もあり、1988年には銅を採掘していた細倉鉱山が閉山となったため、収入の柱となっていた貨物輸送が廃止になったということもあり、1993年に第三セクターに移行し、95年にはこれまでの電化からディーゼルへと切り替え社名もくりはら田園鉄道となりましたが、2007年に廃止となりましたが、
栗原電鉄も最初はナローゲージで開業したのちにレールの幅を狭軌のサイズに改軌したということですから、似たようなケースとして同和鉱業の路線がありましたがこちらもレールの幅がナローゲージから狭軌に改軌した路線になりますが、こちらも2009年に廃止となったというのですから、くりはら田園鉄道のあとを追うように廃止となったということになります。
●鉄コレでも製品化された栗原電鉄のм15とはどんな車両か?
引用先 https://raillab.jp/photo/2661
栗原電鉄のм15については鉄コレで製品化された際には驚いたという鉄道好きの方もいるくらいにどマイナーな路線でありましたが、逆に言えばこうしたどマイナーな路線で使われていた車両を製品化してしまうところが鉄コレのすごさでありますが、
栗原電鉄のм15ですが栗原電鉄がナローゲージから狭軌に改軌した際にナニワ工機で新造された車両で、栗原電鉄にすればまさに最新鋭の車両だったということになりますからそれだけその当時ですが細倉鉱山がどれだけ銅の採掘が多かったということをあらわしていることになります。
そして栗原電鉄のм15は電気運転廃止の日まで主力として活躍し、路線が廃線になった後はM152はチャチャワールドいしこしで保存されていましたが、今から6年前の2017年12月に解体処分されましたが、M153が旧若柳駅にて保存されています。
それで鉄コレで製品化された栗原電鉄のм15については晩年仕様が2両セットで販売されましたがこの時、単品で旧若柳駅で保存されているM153が竣工図と組み合わさった形で限定版として販売されました。
そして今年になってから旧塗装の2両セットが販売されましたが、その際にも限定版でм15に栗原電鉄で使われていた木造のワフと木造の無蓋車のトとの組み合わせのセットも販売されました。
●鉄コレでも製品化されていない栗原電鉄の車両とは?
鉄コレで栗原電鉄の車両については今のところм15の2両セットだけになりますが、栗原電鉄ではм15以外にもいろいろな車両もありましたがどんな車両があったのかというと、
・C15形(C151・152)
http://furukiyoki.html.xdomain.jp/kurihara1.html
C15形ですがこの車両も複雑な経歴を持っており、阪急で廃車となった阪急51形81・86の車体と西武鉄道から譲渡してもらったTR14型台車を組み合わせて作られたC14形(C141・142)が、車体の老朽化に伴い鋼体化改造されてM15形と同等の設備となり、この際に形式もC15形(C151・152)に変更された車両になります。
・M17形(M171)・C17形(C171)
https://ameblo.jp/utsunomiyasekizaikidou/entry-12609622711.html
M17形(M171)・C17形(C171)ですがこの車両も元をたどっていくと国鉄で使われていたクモハ11 400番台でそれが廃車になったのちに西武鉄道に譲渡され、1977年に栗原電鉄に譲渡されましたが、10年たらずで廃車となりましたが、
鉄コレ4弾でも国鉄から払い下げられたクモハ11 400番台がラインナップされていますから、もしかしたら今後、鉄コレの栗原電鉄のラインナップに加わりそうな車両ではないでしょうか。
・M18形(M181・182・183)
https://raillab.jp/photo/74103
M18形(M181・182・183)ですがこの車両についてですが、M181については元をたどっていくと西武鉄道のモハ204がM61として入線したのち、1959年に車体を鋼体化改造したことで車体が伸びたということで形式もM181に改番された車両になります。
そしてM182・183ですが、福島交通で使われていたモハ5300形になりますが同じ形式のグループであってもそれぞれが別の会社から譲渡された車両になりますが、M182・183については栗原電鉄では両運転台を活かして単行での運転を行っていましたが、
こうして見てますと栗原電鉄には個性的な車両がいろいろとありましたからこれらの車両の中から鉄コレで製品化される栗原電鉄の車両も出てくるのではないでしょうか。