引用先 https://raillab.jp/photo/217941
大井川鉄道ではc11がトーマスに似せた車両を運行していますが、なぜ?そのようなことが実現できたのでしょうか。
●c11227のトーマスが実現できたその舞台裏。
●c11のトーマスはこんなところが改造されていた。
●c11のトーマスは鉄道好きの間でも評価が割れている。
●c11のトーマスはキャンセル待ちが続いている。
●c11227のトーマスが実現できたその舞台裏。
引用先 https://raillab.jp/photo/39218
大井川鉄道ではc11が機関車トーマスに似せた車両として運転されていますが、
なぜ?そのようなことができたかというと、イギリスの幼児向けテレビ番組きかんしゃトーマスとのタイアップ企画で、日本ではソニー・クリエイティブプロダクツが日本語吹き替え版の総合制作を担当している関係で実現できたもので、
2014年の夏休み期間の限定イベントとして始まりましたが、大井川鉄道のc11がなぜ?トーマスに似せた車両を作ることができたかというと、
そこは大井川鉄道が民間の会社だからこそできたもので、これが昔の国鉄だったら到底実現することはできませんが、その理由も国鉄も官僚組織だけにいろいろと書類も用意しないといけませんし、第3セクターの場合だと車両の改造や決済にいたるまでの時間もかかれば、反対意見も出てくるということもあり得ますから、こうした企画は実現することができないということになりますが、
そこは、国内で40年近く蒸気機関車の運転を行ってきている大井川鉄道だからこそ実現できたということになります。
●c11のトーマスはこんなところが改造されていた。
引用先 https://raillab.jp/photo/144239
今はc11190がトーマスを担当していますが、まだc11227が担当していた時の話になりますが、トーマスに似せた車両を再現するにあたって、特にトーマスの顔の部分についてはこだわりが出ていますが、本来のc11であればヘッドライトについては煙室扉の真上にありますが、それが左下の部分に移動していますが、
こうした改造作業は役所への認可も必要になりますが、そうした点も大井川鉄道では自社と地元の工場で補修ができるということで実現しました。
さらにトーマスの相方となる客車も原作では2軸の小型の客車ですが、大井川鉄道では国鉄で使われていたスハフ42とオハ47の車体の色をオレンジに変更するなど、できるだけ原作に出てくる車両に近づけるなどの努力もしたというのですから、ここまで来ると大井川鉄道の並みならぬ努力がいろいろなところにと出ていたということになります。
●c11のトーマスは鉄道好きの間でも評価が割れている。
引用先 https://raillab.jp/photo/104090
c11のトーマスですが鉄道好きな方達の間では評価も割れていますが、その理由は、本来のc11の姿ではないということと、もう一つの理由は客車もオレンジ色ということになりますから、この点については鉄道好きの方達の間でも評価が割れてしまうのも当然のことではないでしょうか。
大井川鉄道でも、c11のトーマスでこうしたことが起きると予測した上で、この計画を進めていたのではないでしょうか。
●c11のトーマスはキャンセル待ちが続いている。
引用先 https://raillab.jp/photo/274102
今はc11190がトーマスを担当していますが、機関車トーマス列車は今もキャンセル待ちが続いているというのも、小さい子供からも人気があるということですし、
さらに大井川に行けば実際に乗れるということですから、それであれば小さい子供も喜ぶのも当然のことですが、この点も鉄道好きの方達の間でも評価が割れている点でありますが。
そうしたこともあって、最初は2014年から3年程度の予定が延長されて今日に至ったということですが、今年の夏も大井川鉄道でトーマスが運行されるとなると予約が埋まり、キャンセル待ちが出てくるということではないでしょうか。
逆に言えばこうしたキャラクタービジネスをうまく取り入れたことが大井川鉄道にとっても利用者を増やすことにつながったということになります。