本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

鉄コレの尾小屋鉄道の車両は新たなバリエーションもあり得るか?

 

 


引用先 http://www.asagaotv.ne.jp/~ohara/16ogoya.html


2022年の2月に販売された想い出の尾小屋鉄道の車輌セットには鉄道好きの自分も驚きました。今後鉄コレで尾小屋鉄道の車両は製品化されるのでしょうか?

 

 

 

 

鉄コレでも製品化された尾小屋鉄道とはどんな路線だったのか?

 

 

引用先 http://www.dagashi.org/local/ogoya1.html


昭和52年の3月に廃止となった尾小屋鉄道ナローゲージが好きな方の間では有名な路線で、レールの幅が762mmでさらに非電化線ということで、廃止になる直前まで多くのナローゲージファンの方が訪れたということでも知られていますが、

 

尾小屋鉄道ですが尾小屋鉱山から採掘された銅を運ぶために開業した路線ですが、1971年に鉱山が閉山したことにより、膨大な赤字を抱えた末に廃止になりましたが、

 

最後まで非電化線だったということで鉄道好きの方達からも注目された路線でありました。


現役時代の尾小屋鉄道はナローゲージの路線でありながらも1973年5月の時点でも旅客列車が1日16往復運転されていましたが、翌年には半分の8往復に減りました。

 

それで尾小屋鉄道は鉄道が廃止となったあと、バス会社の小松バス株式会社と社名を変更しましたが、2021年7月に加賀温泉バス株式会社と合併したことで北鉄加賀バス株式会社となり、尾小屋鉄道名前も消えてしまったということになります。

 

 

尾小屋鉄道の保存車両は現在どこに何が保存されているのか?

 

 

引用先 https://4travel.jp/travelogue/11667248


尾小屋鉄道で使われていた車両ですが路線が廃止になった後も、大切に保存され、さらに動態保存されている車両もありますが、ナローゲージの路線で使われていた車両がいまも大切に保存されているというのも奇跡的なことになりますが、

 

どこに何があるのかというと次のようになります。

 

・いしかわ子ども交流センター小松館にある「なかよし鉄道」
 
ここで保存されれている車両については今も動態保存という形で大切に保存されていますがどんな車両があるかというと、

 

・DC121
 
・キハ1

 

・ホハフ1型ホハフ3
 
・ホハフ1型ホハフ8
 
になりますが、キハ1には尾小屋鉄道が廃止になった後も保存されていましたが、保存されていた時に雪害により運転台と屋根が破損したことで切妻の車両となりましたが、今も大切に「なかよし鉄道」で保存されているというのも本当にありがたいものであります。


小松市立ポッポ汽車展示館
 
小松市立ポッポ汽車展示館ですが元は石川県立尾小屋鉱山資料館でした。
 

それで小松市立ポッポ汽車展示館に保存されている車両はというと、


蒸気機関車5号(2代)
 

・キハ3 

 

・ハフ1型

 

になりますが、その中でもキハ3は元をたどっていくと遠州鉄道奥山線で使われていた車両になりますが、奥山線が廃線となったということで、尾小屋に流れてきた車両ですが、現在も動態保存されていますが、

 

2012年から2014年にかけて遠州鉄道発足70周年記念事業として奥山線時代のマルーン1色になったこともありましたが、小松市立ポッポ汽車展示館には尾小屋鉄道の蒸気機関車に2軸の客車など貴重な車両が残っています。


・尾小屋駅構内

 

尾小屋駅が廃止となった後ですが、一部の車両が引き続き尾小屋駅構内で大切に保存されていますがここで今も保存されている車両はというと、

 

・キハ2
  
・ホハフ1型ホハフ7

 

が今も大切に保存されています。


那珂川清流鉄道保存会

 

栃木県那須烏山市那珂川清流鉄道保存会にも尾小屋鉄道のDC122が保存されていますが、DC122には廃線後、40年近く尾小屋駅で放置され荒廃していましたが、2014年10月に那珂川清流鉄道保存会に譲渡されたのち、きれいに整備されました。


それで尾小屋鉄道の車両については廃線となってからもうすぐ50年になろうとしていますが今も大切に保存されている車両もあれば、動態保存されている車両で乗ることもできるというのですが、

 

こうした鉄道車両を保存していくことは大変なことですが、それが今も続いているというのですから、それだけ尾小屋鉄道の車両が貴重なものであるということになります。

 

 

 

鉄コレの尾小屋鉄道のバリエーションはあり得るのか?

 

 


引用先 http://furukiyoki.html.xdomain.jp/ogoya1.html


2022年の2月ですが鉄コレで尾小屋鉄道も製品化されましたが、鉄コレで製品化された車両はセミスケールということになりますが、

 

それでも尾小屋鉄道の雰囲気は十分にでていますがどんなセットだったかというと、

 

・想い出の尾小屋鉄道 キハ1タイプ+ホハフ8タイプ 2両セット


・想い出の尾小屋鉄道 DC121タイプ+ホハフ3タイプ 2両セット
   

になりますが、これらの車両はこれまでに猫屋線で製品化されてきたものばかりでありますが、塗装を変えるとあら不思議と尾小屋鉄道になってしまったというのですが、

 

鉄コレの猫屋線の車両自体も尾小屋鉄道の車両などを参考にしていますから塗装を変えただけで尾小屋鉄道の車両になってしまうというのも当然のことになりますが、

 

そうなると今後、想い出の尾小屋鉄道についてはバリエーションはあり得るのでしょうか?この辺はメーカーのトミーテックしだいになりますがこれまでに製品化した猫屋線の車両の中にも実際に尾小屋鉄道の車両と似たものもありますから、もしかしたらということもあり得るのではないでしょうか。

 

 

それと尾小屋鉄道ですが俳優の渥美清さんが主役を務めた男はつらいよ」シリーズ第9作目男はつらいよ 柴又慕情小松市金平町にあった、尾小屋鉄道の「かなひら駅」で寝込んでいた寅さんが列車が到着したので、駅員に起こされるシーンも出てきますが、このシーンは今では貴重な映像となりましたが、

 

映画でナローゲージが出てきたのは女優の高峰秀子さんが主演の『カルメン故郷に帰る群馬県にあった草軽電気鉄道の北軽井沢駅が出てくる場面もありますが、こちらも本当に貴重な映像になりますが、

 

映画にナローゲージの路線が出てきたのはこの二作品ですが、それだけ貴重な映像になりますが、今後、鉄コレで製品化される猫屋線の車両もどんなものが製品化されるかというのも気になります。