引用先 https://raillab.jp/series/4576
tomixから製品化されている液化塩素専用のタンク車のタキ5450ですが、新たなバリエーションはどうなのでしょうか?
●タキ5450とはどんなタンク車なのか?
引用先 https://raillab.jp/photo/20234
tomixからも製品として販売されているタキ5450ですがどんなタンク車かというと25トン積みの小型のタンク車で液化塩素専用車ということで、
高圧ガス保安法の区別規定により黄色のタンクが特徴のタンク車でありますが積み荷が液化塩素ということもあり、輸送の際の保安上、中和剤の入った石灰箱も設置されているだけでなく、青函連絡船などで航送される車両については、さらに取卸口の密閉化・中和剤として液状カセイソーダ箱が追加設置され、車体に「航送用」の標記も入って
いますし、
青函連絡船などに乗せる場合でも一番最後部に乗せるなど、いろいろと制約もありましたが、それも積み荷が液化塩素ということで猛毒の塩素ガスを積んでいるためでありましたが、気づいたらいつの間にか消えていった車両の一つになります。
●タキ5450を所有した会社にはどんな会社があったのか?
引用先 https://raillab.jp/photo/20233
タキ5450ですが液化塩素ということもあり、漂白剤などとしても使われている関係で、化成品に関する会社が所有していましたが、実際にタキ5450を所有した会社は次の会社になります。
・旭化成工業
・呉羽化学工業
・三菱商事
・三菱製紙
・三菱製紙販売
・日本陸運産業
・錦商事
・日栄薬品興業
・日本曹達
・関西化成品輸送
・旭硝子
・東ソー
・東亞合成
・東北東ソー化学
・昭和電工
・トクヤマ
・北海道曹達
・ダイソー
・蔵町工業
・大成化学薬品
・旭電化工業
になりますが、その中でも超メジャーなタキ5450といえば日本曹達の車両ではないでしょうか。
引用先 http://uni9900.web.fc2.com/5450.html
日本曹達が所有していた化成品を運ぶタンク車については社紋が雪ウサギのマークで有名でした。ということもあってタキ5450の中でも有名な車両の一つでありました。
あと、日本陸運産業のタキ5450も有名な車両に入りますが、
引用先 https://raillab.jp/photo/172054
日本陸運産業が所有したタンク車についてはタンク車のイラストが入った社紋で、それこそガソリン用のタキ35000などをはじめいろいろなタンク車で見かけることができた車両でした。
それとタキ5450についてはマイナーな会社の車両もあったということで、現役時代にはいつ影することができるかというのがわからないというようなことも実際にありましたが、
そんなタキ5450も液化塩素を積み下ろす施設が整った専用線などが廃止されたこともあり、その数を減らしていき、気づいたにいつの間にか消えていましたが、
今は液化塩素については専用のタンクコンテナで運んでいるということですが、その際もコキ200だけに限られています。
●タキ5450はtomixから新たにバリエーションはあり得るのか?
引用先 http://toritetsu.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/5450_9656.html
それでタキ5450についてはtomixがLPガス専用のタキ25000を製品として販売した時に販売されましたが、
tomixのタキ5450ですが所有会社はというと、
・旭電化工業
・東亜合成
の3社になりますが、一時期河合商会からもタキ5450が製品化されましたが、その後、河合商会が倒産したことで今は、ポポンデッタで引き続き販売されていますが、ポポンデッタのタキ5450については所有している会社は次のようになります。
・旭電化
・日本曹達
・トクヤマ
・東北東ソー
・東ソー
・日本陸運産業
・旭硝子
・保土谷化学
・北海道曹達株式会社
・関西化成品輸送
になりますが、ポポンデッタのタキ5450ですが河合商会から引き継いだということで側ブレーキの車両と手ブレーキの車両にさらに台車については、
TR41Dにコロ軸受・コイルばね式のTR211Bの2種類が用意されていますが、このへんについては後発のメーカーだからこそできる細かい作り分けをしたということになりますが、
tomixのタキ5450ですが後期型のコロ軸受・コイルばね式のTR211Bの車両になりますが、台車やタンクのフレームなどをちょっと修正するとTR41Dのタキ5450も製品化できるのではないでしょうか。
あとタキ5450については所有したメーカーもいろいろとありますから、後期型の車輌でもいろいろと製品化できる車両もあるのではないでしょうか。