引用先 https://tenki.jp/suppl/romisan/2020/11/12/30062.html
今シーズンも運転が始まった石北線の玉ねぎ列車ですが今後も運転されるのでしょうか?
●石北線のたまねぎ列車は正式には石北臨時貨物列車だった。
●石北線で運転されているたまねぎ列車の役目も重要だった。
●石北線で運転されているたまねぎ列車はどうなるのか?
●石北線のたまねぎ列車も廃止になりかけたこともあった。
●石北線のたまねぎ列車は廃止するのが難しい。
●石北線のたまねぎ列車は正式には石北臨時貨物列車だった。
引用先 https://merkmal-biz.jp/post/35310
毎年秋から翌年の春にかけて石北線で運転される玉ねぎ列車ですが、正式には石北線 臨時貨物列車であります。
石北線で運転されている玉ねぎ列車ですが運転区間については北見から新旭川の間で運転されていますが、
かつてはdd51が前に1台、後ろに1台という形で運転していましたが今もこの運転形態はレッドベアーことdf200も引き継がれていますが、
一時期dd51による重連運転の時もありましたが、これもあまり長続きしなかったというのは遠軽と新旭川での機関車の付け替えが必要だったということになりますが、
なぜ石北線で運転されている玉ねぎ列車が機関車が前と後ろについているかというと、
石北線には常紋峠という難所がありますが、ここを通過する際にはどうしても補機が必要になるということですが、
石北線の常紋峠越えについては蒸気機関車時代からここを通過する旅客列車や貨物列車には必ずというくらいに後ろに補機がついて峠越えに挑んでいました。
ということもあって今もその流れを引き継いでいるということになります。
●石北線で運転されているたまねぎ列車の役目も重要だった。
引用先 https://sekihoku-honsen.jp/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E6%98%A0%E5%83%8F/
石北線で秋から翌年に運転されているたまねぎ列車ですが、たまねぎ以外にも北見で収穫されたジャガイモや砂糖の輸送も行っていますが、
北海道でも砂糖を生産していたのかと驚く方もいるのではないでしょうか。実は北海道でも砂糖は生産されていますが、
北海道で生産される砂糖ですがビートと呼ばれているサトウダイコンが原料でありましたが、砂糖といえばどうしてもサトウキビというイメージがありますが、
実はサトウダイコンが原料の砂糖もありますが、北見などの道東ではビートの栽培もおこなわれているということで、この時期に収穫したサトウダイコンが原料の砂糖も出荷されています。
それで北見で収穫された野菜などはまとまった量を運ぶとなるとそれこそトラックで運ぶよりも鉄道で運んだほうが効率的でありますが、
船で北見で収穫されたたまねぎを運ぶとなると釧路港まで運ばなければならないということですが、
北見から釧路港までは150K以上もありますし、今、日本の物流が抱えている2024年問題なども含めてみていきますと、
北見で収穫されたたまねぎについては鉄道で運んだほうがはるかに効率的であるということですし、
北見で収穫されたたまねぎについては集荷施設から北見駅までの区間についてはトラックが収穫されたたまねぎが入ったコンテナを積んでピストン輸送しているというのですから、
鉄道とトラックとの輸送がうまく組み合わさっているということになりますから、この辺については今後の物流を考えていくうえでも一つのカギになるのではないでしょうか。
それとたまねぎ列車がなぜ鉄道輸送に適しているかというと、たまねぎの輸送に使われているコンテナが5tということになりますが、
これ、市場でのたまねぎの価格の動向に適しているというのですがこれが大型のトラックなどにはできない芸当になりますが、
この辺についてですが戦後、GHQが国鉄に大型の冷蔵車を作らせたのと同じことでありましたが、
野菜であったり水産物については小口での輸送が適しているということですが、その辺については戦後、日本を統治していたGHQもわかっていなかったということになりますから、
いまだに農産物についてはこのような小口での輸送の方が向いていますから、そういう意味でも石北線で運転されているたまねぎ列車についてはまさに野菜などの農産物を運ぶ列車としてふさわしいものであるということになります。
●石北線で運転されているたまねぎ列車はどうなるのか?
引用先 https://buratto-tabi.jp/hkd/14191/
たまねぎ列車で秋から翌年の春にかけて運転される臨時貨物列車ということで鉄道好きの方の間でも人気の高い列車になりますが、
実は石北線についてはJR北海道では「単独維持困難線区」に指定しているというのも石北線自体の利用者が年々減ってきているということもあり、
路線の維持が難しいとしているのですが、それでも秋から翌年の春にかけて北見で収穫されたたまねぎを運ぶなどの役目も果たしているというのですが、
そうしたところをJR北海道も理解していないのではないでしょうか?
仮にたまねぎ輸送をトラックに切り替えた場合では、今も問題となっている物流の2024年問題もあるだけに、そう簡単にはたまねぎ列車をトラック輸送に切り替えるということはできない状況にあるということになります。
●石北線のたまねぎ列車も廃止になりかけたこともあった。
https://buratto-tabi.jp/hkd/14191/
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-701733.html?page=6
石北線で毎年秋から翌年の春に運転されるたまねぎ列車ですが廃止になりかけたこともありましたが、
なぜ?石北線のたまねぎ列車が廃止になりかけたかというと、JR貨物でも石北線で運転されているたまねぎ列車については採算が取れないということでありましたが、
何しろこのたまねぎ列車ですが廃止の話が出るころですが北旭川から北見に向かう列車についてはほとんど回送列車みたいなものだったというのですから、
それであればJR貨物も石北線のたまねぎ列車を廃止にしたくなるものですが、それが後日、JR貨物の方から収支改善を条件にたまねぎ列車の運転を続けることが決まりました。
それで今は北旭川から北見に向かう列車はどうなっているのかというとたまねぎの栽培の追肥として用いられる「硫安肥料」を北見行き「タマネギ列車」で2020年から運んでいます。
●石北線のたまねぎ列車は廃止するのが難しい。
引用先 http://hendensyo365.blog.fc2.com/blog-entry-519.html
今年も運転が始まった石北線のたまねぎ列車ですが今後はどうなっていくのでしょうか?
石北線についてはJR北海道が単独維持困難線区に指定していますが、毎年秋から翌年の春にかけてたまねぎ列車も運転されている以上は石北線を廃止にすることはできないのではないでしょうか。
それと昨今、物流を巡る問題も大きな社会問題となっていますから、北見と北旭川の間で運転されているたまねぎ列車についても臨時列車とはいえトラック輸送に切り替えるというのも難しいものであります。
仮にトラック輸送にした場合ですがドライバーをどのように確保するかという問題が出てきますから、そうしたことから見ても今後も石北線のたまねぎ輸送列車の運行は続くのではないでしょうか。