引用先 https://expechizen.exblog.jp/11527755/
東海道本線でも使われていたマニ44は北海道にも来ていましたし、実際に運用された列車もありました。
●マニ44とはどんな車両なのか?
引用先 https://expechizen.exblog.jp/11538558/
マニ44ですがどんな車両かというと、パレット式の荷物車でありますがこれまで使われてきたスニ40よりも全長も長く、さらに車掌室がついているところがスニ40との大きな違いで、車体の色が青というのが最大の特徴で、
国鉄時代には名古屋に配属されていた車両がカートレイン名古屋として使われていました。
●マニ44はどのようなルートで北海道まで行っていたのか?
引用先 https://yasuziro.blog.fc2.com/blog-entry-5402.html?sp
それでマニ44ですが北海道までのルートについてですが、隅田川駅や大阪駅を出発する荷物列車に組み込まれ青森に到着したのち、今度は連絡線で函館に到着後、
函館本線の普通列車に連結され、苗穂駅を目指するというルートで運転されていましたが、
中には苗穂から旭川までの区間で運転されていた荷45列車のように旭川まで向かう時もありましたが、ちなみに北海道に向かうマニ44については北東航201や大航201などの指定の番号が割り振られていました。
●マニ44が北海道で運用された列車の編成は?
引用先 https://82hokkai.blog.fc2.com/blog-entry-1409.html
マニ44が実際に北海道で用いられた列車の編成については懐かしの国鉄客車列車の昭和59年2月のダイヤ改正に函館本線で運転されていた下りの列車が出てきていますが、
どんな編成だったかというと、
・荷41列 オユ10+マニ44+マニ+スハフ44×2
・荷43列 オユ10+マニ+マニ44+マニ×2+スハフ44×2
函館本線で運転されていた荷物列車ですが荷物列車でありながらも普通車を2両連結していたということでも知られていますし、
さらに一部の列車については夜行の普通列車として運転されていた
というのが特筆されるところになります。
それで上記の荷物列車ですがカトーの製品でも再現できるというのですが、晩年の函館本線で運転されていた旧型客車による普通列車については急行ニセコなどで使われていたスハ45やスハフ44も使われていましたし、
さらに盛岡などで余剰となっていたスハフ42が函館まで移動してきて使われていたというのですが、
その理由はというとこの当時、函館本線で使われていた旧型客車については全検を延長するということで、夏場はスハフ44などを休ませ、その代わりに盛岡などで余剰となったスハフ42を使い、冬場は休ませ代わりにスハフ44を使うというローテーションを組んでいたということで、
これらの車両についてはカトーからも製品化されていますし、オユについてはオユ10もあるだけに上記の荷物列車も再現できるということです。
じゃあ?道内で運転されていた荷物列車で荷物車だけで編成された列車はあるのかというと、苗穂と旭川との間で運転されていた荷45列車についてはマニ50ないしマニ36とマニ44だけで編成された北海道で唯一の厳密に荷物車だけで編成された列車でありましたが、
晩年の荷物列車についてはマニ44も北海道まで運用されていたというのですから、この編成もカトーの製品で再現することができるということになりますが、
ここ数年、カトーの荷物車についてはいろいろと単品で製品化される車両がいろいろと出てきているだけに苗穂から旭川まで運転されていた荷45列車も再現できるというのですから、カトーさんには感謝するしかありませんが、それだけマニ44も広い運用に充てられていたということになります。