本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

荷物列車で活躍したマニ60にはいろいろな形態の車両が存在していた。

 

 

引用先 https://yasuziro.blog.fc2.com/blog-entry-6718.html

 


荷物列車で活躍したマニ60ですがいろいろと細かな形態の違いもありました。

 

 

 

マニ60の形態が多いその理由は?

 

 



引用先 https://yasuziro.blog.fc2.com/blog-entry-6722.html

 

荷物列車で活躍したマニ60についてですが、さまざまな形態の車両が存在したのかというと、

 

マニ60は大正時代に作られたナハ22000系の木造客車の台枠や台車などを流用して車体を新造したグループと、

 

オハニ61などから改造された車両から成り立っているということで、車体の形態がいろいろとあるということになります。

 

マニ60の新造車のグループもいろいろと形態が異なっていた。

 

 

引用先 https://yasuziro.blog.fc2.com/blog-entry-6717.html

 

マニ60で新造車として登場したグループについては、

 

・0番台

・200番台

・300番台

・350番台

 

から成り立っていますが、新造車のグループも形態の違いがはっきりと出ており、

 

200番台と350番台については台枠がUF219に対して300番台については台枠がUF220になりますが、

 

なぜこのような違いが出たのかというと、

 

UF219木造客車の代表的な台枠だったということに対してUF220については木造客車でも特殊な台枠だったということでマニ60の200番台と350番台と300番台に分かれたということになります。

 

それとこれらのグループについてはさらに細かな形態の違いもあり、

 

200番台のグループは北海道や日本海縦貫線向けに作られた車輌ということもあり、車内にストーブも設置されましたが晩年は撤去された車両もありますし、

 

床下のバッテリーボックスが大型のものになっています。

 

これに対して300番台や350番台については本州向けに作られた車両ということで、

 

ストーブはついていない点とバッテリーボックスが小さい点が北海道向けの200番台との違いになります。

 

あと、0番台のグループでも1~20と21~44についても車体の形態に違いが出ていますが、

 

どんな違いがあるかというと、1~20については2-4側の車掌室の窓が400mmでそのうしろに700mmの窓が3個あります。

 

これに対して21~44はというと、車掌室の窓が700mmでその後ろに700mmの窓が2個になりますから、

 

マニ60の新造車の中でも1~20の車両については本当にレアな車両だったということになります。

 

何しろその後増備された新造車については21~44と同じ窓配置でありましたから。

 

 

マニ60の改造車のグループも形態がいろいろあった。

 

 

引用先 https://yasuziro.blog.fc2.com/blog-entry-6723.htmlsp

 

マニ60の新造車のグループに対して改造車のグループについても形態の違いがいろいろと出ていましたが、

 

マニ60の改造車のグループはというと、

 

・オハユニ63、64

・オハユニ61

・スハユニ62

・オハニ61

・スハニ62

・スユニ61

 

から成り立っていますが、これらのグループに共通しているのはオハユニやオハニなどのグループから改造された車両で、

 

さらに本州向けと北海道向けのグループから成り立っいるというのですから、さらにややっこしいグループになりますが、

 

これらのグループのうち、オハユニ63、64、オハニ61、スハニ62については
車体の中央に3枚の窓があり、そのうちの2枚が1000mmになっているのも、

 

オハニ61、スハニ62の客室の名残を残しているということになります。

 

それとこれらのグループでオハニ61から改造された車両でも車掌室側の妻板に窓がない車両と窓がある車両がありますが、

 

この違いはというとオハニ61が作られた時と関係しており、

 

最初に落成したオハニ61については車掌室の右側の妻板に窓がない車両で、あとから落成した車両は車掌室の右側の妻板に窓がついたということになりますが、

 

北海道向けのスハニ62もこのグループに入りますし、


オハユニ63、64についても車掌室の右側の妻板に窓がついています。

 

それとオハユニ61とスハユニ62から改造された車両は車体の中央部に700mmの窓が2個ありますが、

 

同じマニ60に所属する車両でもこのグループについては元になった車両が多かったということで、窓配置や妻板の形態などに細かい違いが出ています。

 

マニ60 710番台のグループはスユニからの改造車。

 



引用先 https://suzuran6.blog.ss-blog.jp/2013-08-17

 

マニ60の中でも異色の存在が710番台のグループになりますが、

 

このグループですが北海道だけでしか見られなかった車両でなおかつ3両という少数派になりますが、

 

700番台のグループは元をたどればスユニ61 500番台でさらに元をたどっていくとオハニ61までさかのぼるというのですから、

 

これだけ複雑な改造経歴を持つ車両はなかなかお目にかかれないということになりますが、

 

マニ60 700番台については元がスユニということで荷物扉が1200mmで、スユニ61時代には窓がなかった部分に新たにHゴムの窓が3個がついたというところが、

 

新造車のマニ60や改造車のマニ60のグループとは形態の面でも大きく変わっているところが大きなポイントでありましたが、

 

マニ60といえばそれこそかつては全国各地いたるところで見かけることができた車両でありますが、

 

細かく見ていきますと車体の台枠であったり、窓配置などの細かな形態の違いがある車両になりますが、これほどまでに細かな違いが出ていた車両も存在していたということになります。