本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

katoのスエ78も戦災復旧客車だか、元は戦前の優等客車だった。

 

 


引用先 https://www.kanorail.com/PC/70kei.htm

 

katoのスエ78も戦災復旧客車でしたが、戦前は優等客車でありましたが、どんな車両だったのでしょうか。

 


スエ78は元をたどっていくと戦前の食堂車や寝台車だった。

 

 

引用先 http://www.komotch2.com/freight/046.htm


katoのスエ78ですが、この車両ですが元をたどれば戦前に作られたスロシ38の中で丸屋根の車両戦時中に座席車のスハシ49となり、それが太平洋戦争で被災して廃車になった後に、

 

廃車処分となった車体を再生してオハ77となったのちにさらに形式がオハ78となり、さらに郵便・荷物合造車のマユニ78となり、そして最後に救援車のスエ78となったというですから、スエ7815は複雑な経歴を持った車両だったということになりますが、

 

戦災復旧客車のスエ78ですが以外にも丸屋根の車両についてはスエ789と15だけでありましたが、ただこの2両も台車が異なり9番がTR71で15番がTR73でありました。

 

それでスエ78ですが戦災復旧客車のマニ78やマユニ78から改造された車両でありますが、これらの車両も元をたどっていくとどんな車両だったのかというと、

・マロネ37

・マロネフ37

・マロネロ37

・スシ37

・マイネフ38

 

などの戦前に作られた優等客車が戦時中に座席車のマハ47となりそれが戦災で被災して廃車処分となったのちに、車体や台枠などを使って再生した戦災復旧客車がルーツになります。

 

そうしたこともあって台車が3軸ボキーであったり、車体にアンチクライマーが残っていたりするのも元々が戦前の優等客車であったということをあらわしています。


スエ78もkatoから単品として販売されるのだろうか?

 

 


引用先 https://drfc-ob.com/wp/archives/127994

今回、ef55と販売とあわせる形で販売された高崎運転所の旧型客車セットに含まれているスエ78ですが、

 

この車両も過去にはマイクロエースから高崎支社の旧型客車3両セットに含まれる製品も販売されましたが、それ以降なかなか製品化されなかったということはよく知られていますが、

 

今回、katoからセットに含まれた形で製品として販売されましたし、単品ではkato 京都駅前店で販売されているものがヤフオクにも出品されているというのですが、

 

ゆくゆくは通常品としての販売してもらいたい車両になりますが、

 

実物のスエ78については2007年の2月28日に廃車となり解体されましたが、元をたどれば戦災復旧客車でありますから車両の老朽化も著しいなかったのではないでしょうか。

 

それにしてもスエ7815番については20世紀に廃車となり、21世紀になってから再び廃車となった珍しい車両になりますが、戦災復旧客車から改造された救援車については長持ちしなかった車両もあるだけにこれだけ長持ちした車両も珍しいものであります。


スエ78 katoの製品はどう遊べばいいのか?

 



引用先 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JRE-S

 

それでkatoのスエ7815ですがどのような使い方ができるかというと、セットの編成であればイベント列車として走らせるというのが一番オーソドックスなパターンになりますが、

 

逆にスエ7815としてみた場合ですが、機関区の片隅に置いておくというのが一番ふさわしいということになりますが、

 

実物のスエ7815もef55が動態保存される前までは横手に配属されていましたから。

 

あと全般検査で車両工場への回送というのもありではないでしょうか。

 

この場合、一般の普通列車や貨物列車に連結するという形になりますが、そうした遊び方もできるのではないでしょうか。