本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

タンク車の進化─タキ3000からの派生車両 いろいろな積み荷がありました。

 

引用先 https://yasuziro.blog.fc2.com/blog-entry-5238.html

 


今回は、タキ3000から派生した積み荷の異なるタキ3500、タキ5200、タキ6500を取り上げてみました。

 

 

タキ3500形もタキ3000からの派生した車両。

 

 

 


引用先 https://expechizen.exblog.jp/30899347/

 

アルコール専用のタンク車タキ3500もタキ3000から派生した車両の一つですが、外見はタキ3000とは変わりませんが積み荷がアルコールということで形式が変わっただけですが、アルコールもタンク車での輸送も行われていたこともあり、

 

 

色々な車両がありましたが、その一例がタキ3500とタキ13700がありますが、タキ13700もタキ35000からの派生した車両の一つで、銀色の車体が特徴で、

 

 

 

引用先 http://taki43000.livedoor.blog/archives/cat_23437.html


nゲージではポポンデッタから製品化販売されていますが、カトーからも製品として販売されてもおかしくないタンク車ですが、製品化されるとなるとどのように位置づけで製品化するかということではないでしょうか。

 

 

タキ3500を所有した会社は落成した当初は、

 

・内外輸送

協和醗酵工業

 

の2社が、所有していましたが、内外輸送はアルコール系のタンク車を多数保有していたということでも有名な会社で、最後までタキ3500を所有していました。

 

 

それと内外輸送タキ3500のうちタキ3525 - タキ3534、タキ3536、タキ3537は、NRSこと日本陸運産業に移籍しましたが、意外なところにタキ3500がありましたが、自分も鉄道好きの一人で、今回の件でタキ3000と似た車両について調べていて、日本陸運産業にもタキ3500があったのには驚きましたし、それが内外輸送の車両だったということでさらに驚きましたが、タキ3500はすべての車両が廃車となり、今は存在していませんし、タキ13700も存在していません。


タキ3500も今のところはポポンデッタから製品化出ていますが、トミックスからも製品化されてもおかしくないタンク車の一つになりますから、いずれ製品化される可能性もあるのではないでしょうか。

 

 

タキ5200形もタキ3000から派生したタンク車の一つ。

 

 

 

引用先 https://expechizen.exblog.jp/11089855/


タキ5200もタキ3000から派生したタンク車で、積みには工業用アルコールのメタノールで古くはメチルアルコールとも呼ばれていました。


タキ5200を所有した会社は落成した当初は、

 

日本瓦斯化学工業のちの三菱瓦斯化学

住友化学工業

・東洋高圧工業

日本石油輸送

・三菱鉱業

日産化学工業

三菱商事

・協和ガス化学工業

三井物産

・日本陸運産業

 

の10社ですが、日本陸運産業タキ5291 - タキ5292、タキ25208 - タキ25210は石油用のタキ1500を改造した車輌から編入されたものですが、日本陸運産業にはアルコール専用のタキ3500もあれば、メタノール専用のタキ5200の両方を所有していたのには、鉄道好きの一人として驚くばかりであります。

 

タキ1500もタキ3000派生型のタンク車に当たりますが、タキ1500とタキ3000はほとんど外観も変わらない車両ですが、積み荷が重油で、積み下ろしの際に使う加熱がついているだけですが、タキ1500から改造された車両も存在していたというのも、私有貨車の奥深さになりますが、こうしたマニアックなところが貨車好きのかたにはたまらない所であります。

 

 

タキ6500もタキ3000からの派生した車両だった。

 

 

引用先 https://ameblo.jp/yukawaakira/entry-12364310099.html


タキ3000から派生型したタンク車にはアルコールやメタノール専用のタンク車もありましたが、アクリルやエポキシ樹脂の原料でもあるアセトンの専用のタンク車もありましたが、それがタキ6500です。

 

タキ6500を所有した会社は落成した当初は、

 

第一物産

三井物産

日本瓦斯化学工業

・化成水島

 

ですが、のちに第一物産三井物産に社名が変更。

日本瓦斯化学工業は三菱瓦斯化学

化成水島は三菱化成鉱業

に変わりましたが、

 

最後まで残ったのが三菱瓦斯化学と三菱化成鉱業の車両だけでしたが、タキ6500も残っていた車両はすべて廃車となりましたが、nゲージではポポンデッタから製品化されていますが、ポポンデッタの製品ですが実は河合商会が製品として予定したものですが、それが河合商会自体が倒産するということで、計画だけに終わってしまったのをポポンデッタが製品化してくれたという車両になりますが、タキ6500は本当に知る人ぞ知るというタンク車だけに、タキ6500を製品化したポポンデッタには鉄道好きの一人として拍手を送りたいものですが、

 

タキ3000から派生したタンク車ですから、タキ3500もふくめてトミックスから製品が出てもおかしくない車両の一つになりますが、羽越本線貨物列車セットタキ5200が加わっていますから、ひょっとしたらということが起きえるのではないでしょうか。

 

 

それを予感されてくれる車両ですが、タキ3500といい、タキ5200そしてタキ6500もトミックスから製品化されてもおかしくないと思っている鉄道好きの方も多数いるのではないでしょうか。

 

自分もその一人ですから、そうした方達の願いが天に通じたら製品化されるのではないでしょうか。その日が来ることを鉄道好きの一人として待ち望みたいものです。