引用先 https://krfj.net/hatenaki/jrf/ef64.html
ef64 1000番台も更新工事を受けましたが、どんな理由で更新工事を受けたのでしょうか。
●ef64 1000番台が受けた更新工事の内容は?
引用先 https://lokado.org/products/detail.php?product_id=735312
ef64 1000番台も車両の更新工事をうけましたが、それは2003年のことですが、なぜ?JR貨物に所属していた電気機関車が更新工事を請けたかというと、車両の老朽化による故障防止と修繕費用の低減と設備投資抑制を目的としたものになりますが、
ef64 1000番台が受けた更新工事ですがどんなことが行われたかというと次のようなことでした。
・主要電気配線の交換
・主電動機電機子軸強化
・主電動機電機子コイル巻き替えおよび絶縁強化
・電動発電機・電動送風機の絶縁強化
・一体圧延車輪の採用
・車体外板の補修と貫通扉・側扉の交換
・運転室整備(シート交換・塗色変更)
・機械式記録式速度計の電気式化
ef64 1000番台も更新工事を受けた時点で、作られてから30年以上が経過しているだけに、これから先も使うとなると故障などの問題も出てきますから、それであれば車両の搭載している機器などを取り換える必要も出てきますが、
ef64 1000番台が更新工事を受けた時点で、JR貨物も更新工事を終えたef64 1000番台は使っていく方針でした。
●ef64 1000番台の更新色にはどんなものがあったのか?
引用先 https://butszo.jp/0019674143543826.html
ef64 1000番台の更新色は大きく分けて2つあり、大宮色と広島色の2種類で、ef64 1000番台の更新色は最初はef64 1015が更新工事を受けましたか、その時のカラーリングはというとef65やef66などと共通のJR貨物標準色でしたが実際の画像がこれになりますが、
引用先 https://lokado.org/products/detail.php?product_id=735312
これではカラーリングにあまり変化がないということで、ef64 1009が更新工事を受けた際にはこんな感じで落成しましたが、
引用先 http://rabbit-toybox.cocolog-nifty.com/rabbitstoybox/2008/04/post_2c32.html
ef64 1009とそれ以降の更新工事を受けた車両ですが青をベースにして白の斜めストライプを配したデザインですが、大宮色はさらに塗装も改良され、前後ストライプ間のエアフィルター上部屋根肩にも白が入り、その結果、このカラーリングが大宮工場で更新工事を受けたef64 1000番台で採用され、1015も1009もこのカラーリングに変更されました。
これに対して岡山機関区のef64 1000番台は大宮工場の更新機から遅れること3年後の2006年の7月にef64 1049が、11月にはef64 1049、2007年の2月にef64 1046が広島車両所で更新工事を受けましたが、広島色は大宮工場とは異なり、
引用先 http://jalana.sakura.ne.jp/wp/?p=1183
ブルーを中心としたカラーリングで落成しました。
●ef64 1000番台の更新色も消えていった理由とは?
引用先 http://go-3-10-02.cocolog-nifty.com/aanda/2007/07/post_8b32.html
今も愛知機関区に配属されているef64 1000番台は更新工事を受けた国鉄色の車両が多く、反対に更新工事を受けた大宮色の車両が少なくなりましたが、
なぜ?そうなったかというと、2018年にJR貨物に所属しているef64 1000番台のうち、更新工事を受けていない車両がすべて廃車となるか運用離脱となりましたが、運用離脱の車両も最終的には廃車となりました。
そのようなことがあり、更新工事を受けていない車両と区別する必要がなくなったということもありましたし、塗装工程の簡略化もありましたが、これはef65 2000番台でも更新色から元の特急色に戻るというようなことも起きていますからそれと同じことでした。
その結果、更新色で大宮色の車両が少なくなっていったということですし、広島色についてもそうでしたが、広島色はef64 1047が2012年に全般検査を受けた際に大宮色の更新色になりました。
それに続く形で、広島色のef64 1049が2013年5月、ef64 1046が10月に大宮車両所で全般検査を受けた際には広島色のままで出場しましたが、これも2020年から2022年にかけて国鉄色に変更されたということになりますが、
逆に言えば更新色の車両の方が今では貴重になったというのもなんだか皮肉な結果になってしまったということになります。