本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

katoの郵便・荷物列車 東北仕様の年代について検証してみた。

 

引用先 https://blog.goo.ne.jp/ohx5575c/e/d6a0b3e5b5f25e40a642adc1f9e7d141

 


katoの郵便・荷物列車 東北仕様ですが年代的にはいつ頃の編成になるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 


katoの郵便・荷物列車 東北仕様の内容は?

 



引用先 http://www.bekkoame.ne.jp/~t-mura/type1/1a712f9a88040cb64925663400555291p.htm


katoから再生産となった郵便・荷物列車東北仕様ですが、

 

セットの内容はというと、

 

マニ60についてはオハニ61からの改造車と鋼体化により作られた北海道向けの200番台の車両。

 

マニ36スハ32から改造された丸屋根の車両

 

・区分式郵便車のオユ10は非冷房車

 

・護送式郵便車のスユ13。

 

単品ではオハニ61から改造されたマニ60スロネ30から改造されたマニ36とパレット式荷物車のスニ41という内容になっていますが、

 

唯一スニ41についてはセットの荷物列車が運転されていた当時ですが実際に連結されていない車両になります。

 


katoの郵便・荷物列車 東北仕様はいつ頃の編成か?

 

 

 

 

引用先 https://expechizen.exblog.jp/11551379/

 

それでkatoの郵便・荷物列車 東北仕様ですがいつ頃の編成なのかということには、

 

区分式の郵便車のオユ10と護送式郵便車のスユ13に注目していくと具体的な年代が特定されますが、

 

この二つの郵便車ですが函館と札幌を結ぶ急行ニセコにも連結されていた車両で、札幌から函館に向かう急行ニセコの上りの104列車に連結されていましたが、

 

函館に向かう急行ニセコの上りの104列車ですが座席指定の普通車とグリーン車と自由席の普通車からなる7両編成でそれに郵便車が2両函館側につきますが、

 

katoからもc62時代に運転されていた急行ニセコが基本セットと増結セットで販売されていましたが、その中にも茶色のスユ13も入っていました。

 

そして機関車がc62からdd51へと変わりましたが、客車の編成については昭和50年の3月のダイヤ改正でも変わりませんでしたが、

 

昭和53年のダイヤ改正で上りのニセコについては荷物車と護送式郵便車のスユ13だけとなりましたから、

 

katoの郵便・荷物列車 東北仕様についてはc62が重連で担当した昭和45年から昭和53年の3月のダイヤ改正まで運転されていた荷物列車を再現したものとなります。

 

あと蛇足的な補足になりますが、

 

オユ10については冷房化される工事を受けた車両も登場するということになりますが、

 

東北本線で運転されていたef57が担当した普通列車にも冷房化されたオユ10も連結されていましたから、

 

単品の冷房車のオユ10をセットに組み入れてもおかしくないということになります。

 

何しろdd51重連で担当した急行ニセコにも冷房化されたオユ10も入っていましたから。

 

 

 

katoの郵便・荷物列車 東北仕様に似合う機関車は?

 



引用先 http://trezom.cocolog-nifty.com/photos/bh/jnr_ef56_11975.html


今回、再生産となったkatoの郵便・荷物列車 東北仕様ですがどんな機関車が似合うかというと、


荷物列車といえば何はなくてもef58となりますが、katoの荷物列車 東北仕様でもef58似合いますが、

 

その理由はというとef56が昭和50年の初めにすべての車両が廃車になったということもありました。

 

ということでそれ以降、隅田川駅を起点とする東北方面に向かう荷物列車については宇都宮機関区に所属するef58が担当していたということになります。

 

そうなりますとkatoの中でも前面がhゴムで側面のエアーフィルターがヨロイ戸になった車両であったり、ひさし付きの車両もふさわしいですね。

 

今も埼玉の鉄道博物館に保存されているパックことef5889号機も現役時代は東北本線の荷物列車も担当していましたということもありますが、

 

これらの車両については今のところ再生産されていないということもありますから、

 

今後、ひさし付きの青のef58と前面がhゴムで側面のエアーフィルターがヨロイ戸のef58についてはkatoから再生産してもらいたい車両の一つになります。

 

katoの郵便・荷物列車 東北仕様ならこんなこともできる。

 

 


JNR-T_806_R1
引用先 http://tsunechan.web.fc2.com/ef15ni-2935.html

 

今回再生産となったkatoの荷物列車東北仕様ですが、セットに含まれている郵便車をはずして単品で再生産となったマニ60とマニ36をくわえますと、

 

隅田川駅から品川駅まで運転されていたef15が担当した荷物列車も再現することができますが、

 

この荷物列車ですが茶色の車両ばかりということでブラウントレインとも呼ばれていましたし、ef15が短い区間とはいえ唯一担当した荷物列車になりますが、


この荷物列車を再現するとなるとef15の標準型が必要になります。

 

それで隅田川駅から品川駅まで運転されたこの荷物列車ですが、品川駅で汐留から来る荷35レに増結されて15両編成となって名古屋を目指したということになりますが、


荷35レといえば荷物列車の中でも最長編成の15両編成であったということは有名な話でもありますし、

 

さらにef58が非総括制御での重連運転でもあったということでも有名な荷物列車でありました。

 

じゃあ?荷35レを担当した機関区はというと1両目が宮原機関区の車両で、2両目が浜松機関区の車両になりますから、katoのef58の大窓の青と小窓の150号機が使えるということになりますし、

 

この当時の宮原機関区のef58については大窓、小窓の車両とわずに原型の車両が多数在籍していたということでも知られていますし、

 

荷35レについては急行銀河を引いて上京してきた宮原機関区のef58が折り返し運用に入るということでも知られていました。

 

それで2両目は浜松機関区の車両ということになりますから前面がhゴムで側面のエアーフィルターがヨロイ戸のef58になりますが、

 

浜松機関区についてはお召し予備機のef5860号機が配属されていたということになりますが、

 

ef5860号機も晩年は前面がhゴムで側面のエアーフィルターがヨロイ戸になりましたから、もしかしたら荷35レの2両目に入ったという可能性もあるのではないでしょうか。

 

そうなりますとef15の標準型やef58の大窓の青や150号機などもkatoから再生産してもらいたいということになります。

 

それらの車両が揃ってこそこれらの荷物列車を再現することができますから、メーカーのkatoにはぜひ、上記の車両については再生産してください。