引用先 https://www.city.nakatsugawa.lg.jp/soshikikarasagasu/bunkashinkoka/2/15286.html
機関車デゴイチの標準型のグループについては大量生産されたということですが、
その中には鉄道省の工場で作られた車両もありましたが、なぜ?鉄道省の工場でも機関車デゴイチの標準型が作られたのでしょうか?
●機関車デゴイチの標準型が大量生産されたその理由は?
引用先 http://supermoon204.blog.fc2.com/blog-entry-367.html
機関車デゴイチで一番多く作られたグループといえば標準型になりますが、
機関車デゴイチ全体の中でも7割を占めるというのですから、
これ、戦前に作られた蒸気機関車の中でも最も多く作られた車両になりますが、
なぜ?それほどまでに大量生産されたかというと、
機関車デゴイチが増産された陰には戦争の影が隠れていたということになりますが、
機関車デゴイチが増産され始めたころの話になりますが、
日本は中国大陸でその当時の国民党軍との戦争状態にありました。
そんな最中に機関車デゴイチの標準型が生まれたということになります。
そして太平洋戦争の勃発により、
民需よりも軍需を優先した関係で機関車デゴイチの標準型が大量生産されたということになりますから、
仮に日中戦争や太平洋戦争などがなかったら機関車デゴイチの標準型も大量生産されなかったとなります。
●機関車デゴイチの標準型には鉄道省の工場で作られた車両もあった。
引用先 https://toyokeizai.net/articles/-/441098?page=2
機関車デゴイチの標準型が増産されたのは日本が、
戦争へと進んだということでありました。
そうした関係でその当時、
機関車デゴイチの標準型を生産していた車両メーカーだけでも手が回らなかったということになりますが、
ちなみに機関車デゴイチの標準型を作ったメーカーはというと次のメーカーになります。
・三菱重工
・川崎車輌
・汽車製造
の5つのメーカーですが、
それだけでは足りなくて鉄道省の工場でも作ることになりましたが、
担当した工場はというと、
・大宮工場
・浜松工場
・鷹取工場
・小倉工場
・長野工場
・土崎工場
・郡山工場
・苗穂工場
になりますが、
これらの工場に共通しているのは車両の整備もできて、
なおかつ貨車の製造や客車の製造、
車両を改造してきた工場でありましたが、
なぜ?鉄道省の工場で機関車デゴイチの標準型が作れたのかというと、
その裏にはナメクジと呼ばれている1次型のグループと並行する形で5台の先行量産車が鉄道省の浜松工場で作られていたということが絡んでいました。
そうしたこともあって浜松工場を含めて7つの工場でも機関車デゴイチの標準型
ができたというのですから、
逆に言えばナメクジと呼ばれた1次型のままであったら鉄道省の工場でも作る
ことはできましたが、
大量生産とまではいかなかったということではないでしょうか。
●今も現役で活躍している機関車デゴイチも鉄道省の工場で作られた車両だった。
それで鉄道省の工場で作られた機関車デゴイチの標準型の中には、
今も現役で活躍している車両もありますが、
それぞれJR東日本と西日本に所属しており、
JR東日本に所属するD51 498号機は鷹取工場製。
引用先 http://b767-281.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/7-d51-498-41c6.html
JR西日本に所属するD51 200号機は浜松工場製。
になりますが、
この2台については今も現役で活躍している鉄道省の工場で作られた車両で、
運転台の部分に鉄道省の工場で作られた車輌であるという銘板もついています。
あと、鉄道省の工場で作られた機関車デゴイチの標準型の中でも
とにかく変わった車両としても有名なD51 499号機については
引用先 https://blog.goo.ne.jp/hanno1948/e/79f013cd014d87db30ab0dd9b13e453c
鷹取工場製ですし、
昭和50年の12月24日に蒸気機関車が本線から引退した日に夕張線で運転された6788レを担当したD51 241号機については苗穂工場製で、
引用先 http://amilab.dip.jp/sozai/CT/550SL/550-BB063.html
さらに引退の日まで追分機関区に配属されていた車両としても有名でしたが、
機関車デゴイチの中に鉄道省の工場で作られた車両も存在していたという裏には日本が戦争へと進んでいた時代を表していたということになりますが、
そのうちの2台がいまだに現役で活躍しているというのも奇跡的なことではないでしょうか?