引用先 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JR_hokkaido_ED76_551.jpg
ed76 500番台から1台だけが改造されたed76 551はどんな理由があって、改造されたのでしょうか?現役時代はどんな列車を担当していたのでしょうか。
●ed76 551が出てきたのはed79を補うためだった。
引用先 http://kawayu449.blog.fc2.com/blog-entry-268.html
ed76 500番台から1台だけが改造されたed76 551ですが、改造された理由は、JR北海道のed79がフルに使われていたということで、台数が足りなくなったということがありました。
そこで、函館本線の小樽から岩見沢までオハ51系で運転されていた普通列車も電化されてきたということもあり、ed76 500番台にも余剰となった車両が出てきましたが、
JR北海道が国鉄が分割民営化になる前に引き継いだed76 500番台は16台が引き継がれましたが、国鉄時代には6台が廃車となりましたが、JR北海道に引き継がれた車両も函館本線の小樽から岩見沢の区間だけの運用に限られたということもあって、余剰となる車両も出てきましたが、
その一方で青函トンネルを往来する列車は本数も増えてきたということで、ed79がフル活動していましたが、ed79だけでは賄いきれなくなったということで、余剰となっていたed76 500番台から1台が先行的に改造されたということでありました。
●ed76 551とed76500番台の違いは?
引用先 https://aucview.aucfan.com/yahoo/p1070117616/
青函トンネル用に改造されたed76 551ですが、500番台との違いは屋根に抵抗器カバーがついている点ですが、これはed79 0番台や50番台も同じ作りになっていましたし、ed76 551は車体の上半分が赤で、下がグレーという塗装でありましたが、晩年になってから赤一色に塗装されました。
ed76 500番台から改造された551号機ですが、担当した列車はというと、青函トンネルを行き来する
・快速海峡
・北斗星
・日本海
を担当しましたが、これらの列車はed79と共通運用でありました。
●ed76 551も不運な車両だった。
引用先 https://ameblo.jp/kinta500/entry-10431487992.html
ed76 500番台から改造された551号機も本当に不運な車両で、その理由は車体が長いということで、駅構内での停止位置が異なるために運用上特段の注意も必要でありましたし、実際に快速海峡などを担当した際に客車が多い時は青森駅に入ることもできなかったということもあれば、550番台は1台だけということも影響していましたが、
550番台も当初の計画では、複数の車両が改造される予定でありましたが、それも実現しないまま終わってしまったのですから、本当に不運としか言いようがありませんが、これはed76 500番台も同じことでありました。
ed76 500番台も落成した当初は函館本線の小樽から旭川までの区間を担当していましたが、本来の計画では、室蘭本線の岩見沢から沼ノ端までの区間を電化し、石炭列車を重連で運転する計画もありましたが、これも実現しないまま終わってしまいましたし、
千歳線が電化されてもそこを通過する貨物列車もdd51が担当していたこともありましたから作ったはいいのだけれど使える範囲が極端に限られてしまったということでありましたから、そういう意味でもed76 500番台もそうですし、青函トンネル用に改造されたed76 550番台はさらに不運だったということでありました。