本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

機関車デゴイチが装備した切り取りデフレクターあれこれ。

 

 

引用先 https://www.facebook.com/296832790498869/posts/1012089948973146/

 

 

 

 

 

機関車デゴイチが装備した切り取りデフレクターといえば門デフ。

 


引用先 https://tomato1953.muragon.com/entry/174.html

 

 

機関車デゴイチが装備した切り取りデフレクターといえば、何はなくても門デフになりますが、

 

門デフについは九州で活躍した蒸気機関車では当たり前にように装備されていたものですが、

 

そもそも門デフですがなぜ開発されたのかというと、通常のデフレクターではバイパス弁が隠れてしまうということで、

 

保守点検に不便だったということもありましたし、

 

もう一つの理由は、煙室前面中央部に当たる風の補足を図るために開発されたものですが、

 

門デフについては正式には小倉工場式デフレクターでありますが、いつの間にか門デフとも呼ばれるようになりました。

 

 

それで、門デフが作られたことによって、いろいろな切り取りデフレクターが開発されたということになりますが、


門デフについては九州で活躍した機関車デゴイチにも装備されましたがその数15両でありましたが、

 

これ、九州で活躍した蒸気機関車の中で門デフを装備した車両の中でも5番目になりますが、

 

それだけ九州で活躍した蒸気機関車では当たり前のように見かけることが装備品となりますが、

 

画像は現在も世田谷公園で静態保存されているD51 272になります。

 



引用先 http://d52project.g1.xrea.com/album/d51272.html

 


門デフを装備した車両についてはこの他にも、


準戦時型から戦後になって修繕工事を受けた924号機もありましたが、

 

 

引用先 https://ameblo.jp/yururunotoki/entry-12518593492.html

 


924号機のケースについてはちょうど上下が同じ形になっているというところが最大の特徴でもありますし、

 

同じような門デフについてはc59で唯一戦後型の124号機が装備したということでも知られています。

 

 



引用先 https://drfc-ob.com/wp/archives/6040

 

この他にも門デフを装備した機関車デゴイチですがこちらも戦時型の1022号機になりますが、

 

 

引用先 https://ameblo.jp/yururunotoki/entry-12518593492.html


1022号機については下のステーの部分が変形型であるというケースになりますが、

 

門デフ自体種類も多いということでも有名なだけに機関車デゴイチでもいろいろな門デフがあったということになります。

 

 


機関車デゴイチの切り取りデフといえば後藤デフも有名だった。

 

 


引用先 https://blog.goo.ne.jp/hanno1948/e/79f013cd014d87db30ab0dd9b13e453c

 

機関車デゴイチが装備した切り取りデフレクターでも門デフに次いで有名なのが後藤デフでありますが、


これについては499号機が装備した例が特に有名ですが、499号機についてはさらに重油併燃機ということもあり、

 

ボイラー上には600Lが入る重油タンクに煙突には集煙装置を装備していた点から見ても、機関車デゴイチの変形機の中でも特に人気が高い車両でありますし、


平成になってからは1番違いの498号機2010年に後藤デフでさらに集煙装置を装備した姿で登場した時にも、

 

蒸気機関車が好きな方達を驚かせたということでも知られていますし、

 

2019年信越本線の横川から高崎間で運転された快速「SL横川ナイトパーク」が運転された際には、

 



引用先 https://tetsu2019.exblog.jp/241085927/


D51 498号機が担当し、再び後藤デフと集煙装置を装備した形態になり、

 

2021年になって運転された「SL横川ナイトパーク」でも再度後藤デフと集煙装置を装備した形態になりましたが、

 

令和になってからもこのような姿を見ることができたというのですから、JR東日本でもこうしたサプライズ企画をたびたび行っているだけに、

 

再び後藤デフを装備した498号機が見られたというのもありがたいことですが、今度はいつ、後藤デフを装備した姿が見られるのでしょうか?

 


機関車デゴイチの切り取りデフには長工デフもあった。

 

 

 


引用先 http://hotelsl.blog54.fc2.com/blog-entry-907.html

 

 

この他に機関車デゴイチが装備した切り取りデフですが、長野工場で整備された機関車デゴイチに装備された長工デフもありましたが、


これも門デフからの派生型ということになりますし、

 


長工デフについては後藤デフの499号機と同様に長工式集煙装置と600Lが入る重油タンクとの組み合わせであったり、長工デフだけというケースもありました。


画像はD51473号機になります。

 



引用先 http://hatiroku222.seesaa.net/article/248993692.html

 

 

あと、長工デフを装備した機関車デゴイチについては1次型の95号機もありましたが、

 

 



引用先 https://raillab.jp/photo/89679#google_vignette

 

 

95号機についてはその後北海道で活躍しましたが、晩年は北海道形の切り詰めデフに交換されました

 

それで長工デフを装備した機関車デゴイチの1次型については62号機のように北海道に来てから長工デフを切り詰めたというケースもありますが、

 

 

 

引用先 http://steam.fan.coocan.jp/engines/D51.htm

 

同じ長工デフ装備した車輌でもこうも違うのかということになりましたが、

 

機関車デゴイチにも門デフをはじめいろいろな切り取りデフレクターを装備していましたが、

 

そこは全国各地の主要路線で活躍していただけにいろいろなデフレクターをつけて走っている姿が見られたということになります。