本棚の住人の鉄道忘備録

個人的に気になった鉄道に関するテーマで書いているブログです。

機関車デゴイチでナメクジと呼ばれたグループの変形車あれこれ。

 

 

 

 

 

引用先 https://toyokeizai.net/articles/-/441098?page=2

 

機関車デゴイチの中で最初に作られたナメクジとも呼ばれている1次型にグループ

については変形車はあるのでしょうか?

 

 

 


機関車デゴイチのなめくじの変形車といえば22号機と23号機。

 

 

 

引用先 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Steam_Locomotive_D51_23_March_1936.jpg

 

機関車デゴイチのなめくじの中でも、


おおなめくじもしくはスーパーナメクジとも呼ばれた22号機や23号機には戦前に作られた機関車デゴイチのなめくじの中でも変形車としては有名でしたが、

 

戦後になってからは普通のなめくじに変わりましたが、

 

それでも戦前に作られた蒸気機関車の中でも飛びぬけて変わっていたということでも知られていますから、

 

それだけインパクトがあったということになりますが、

 

実際にその当時、

 

おおなめくじと呼ばれた22号機や23号機に乗務したことがある方も、

 

あまりにもぶっ飛んだ格好に驚いたのではないでしょうか。

 

ちなみにですがおおなめくじと呼ばれた22号機や23号機についてですが、戦後になってから同じ1次型のなめくじになりましたが、

 

その理由ですが、

 

おおなめくじではさすがに検修などの時も大変だったということでありました。

 

 

機関車デゴイチのなめくじの変形車といえば54号機。

 

 

引用先 https://tetsumaru.jp/user/C623/photo/12112/

 

じゃあ?機関車デゴイチなめくじには変形車があるのかというと、

これがあるんですよ。

 

どんな車両があったかというと、

その筆頭がd51 54でありますが、

 

 

引用先 http://ef586169.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-5326f8.html

 

 

これはとにかく変わっていて、

 

どんなところが変わっているかというと、

 

ナメクジ形ドームの半分を取り払った上で、

 

ヘッドライトと煙突の間には給水加熱機器を装備し、

 

さらにドーム部分については機関車デゴイチ準戦時型や戦時型に見られたかまぼこ型と似ているというのですから、

 

これだけ変わった機関車デゴイチであるだけに、

 

それゆえでしょうか。

 

オリジナルを尊重する方達には嫌われていましたが、

 

逆にその変形車ということでも人気もありましたし、

 

地元の鉄道好きの方達の間ではオバQのニックネームで呼ばれていました。


あと、

 

機関車デゴイチのなめくじには変形車には何があるかというと、

 

ガイドブック最盛期の国鉄車両の16巻の104ページの下の方にd51 31
の画像が出ていますが、

 

これも機関車デゴイチのなめくじの変形車でありますが、

 

d51 31ですが戦時中の1942年の5月に東海道本線

富士と鈴川の間で脱線事故を起こし、

 

その後、復旧した際にドーム部分の一番後ろの部分が平たくなり、

 

準戦時型や戦時型で見られたかまぼこドームのようになって

しまったということでありました。

 

 

機関車デゴイチのナメクジで吹田操車場で使われていた車両も変わっていた。

 


それと、吹田操作場で使われていた機関車デゴイチについては標準型でもデフレクターを撤去してしまった車両もありましたが、

 

じゃあナメクジはどうだったのかというと、

 

d51 51をはじめとして数台ありましたが、

 

 

引用先 https://drfc-ob.com/wp/archives/135254

 

なぜデフレクターを撤去したかということについては、

 

貨物の入れ替えなどで前方を見やすくするということで
デフレクターを撤去したということでした。


それで画像のd51 51については昭和44年に本線仕業に
戻ったということで再びデフレクターを装備しましたし、

 

廃車になってからも保存されていましたが、

 

3年前に老朽化により解体されましたが、

 

マイクロエースから製品が出ていたということでも知られていますが、

そうした過去を持っていたということになります。

 

機関車デゴイチのナメクジにはこんな変形車もあった

 



引用先 https://news.nifty.com/article/item/neta/20007-2418095/


それとこれも機関車デゴイチの1次型では
変形車の方に入る1台ということで、


d51 62号機がありますが、

 

この車両ですが最大の特徴はデフレクターですが、

 

元々d51 62号機ですが長工デフを装備した車両で、

 

 

北海道に来てから長工デフを切り詰めてしまったということでこのような姿になりましたが実際の画像がこちらになりますが、

 

 

 

引用先 http://steam.fan.coocan.jp/engines/D51.htm

 

 


北海道で使われていた機関車デゴイチなどについては、

 

入れ替え作業の際などの安全性を図るという目的で、

 

デフレクターを切り詰め式にしていますが、

 

62号機の場合は長工デフでありましたから、

 

それを切り詰めたということでさらに変わった格好になってしまったということになりました。

 

 

機関車デゴイチのなめくじにはデンターを交換した車両も存在していた。

 

 

引用先 https://nihonisshyu.blog.fc2.com/blog-entry-5899.html

 

 

機関車デゴイチのなめくじ形に関する話としては他にもデンターを振り替えたという車両もありましたが、

 

なぜ?そのようなことが起きたかというと、

 

これには日豊本線で急行列車を担当していた大分区に所属するc55のデンターでは長距離を走ることができないということで、

 

大分区に所属していたd519・12・23・93とc5551から54とデンターを交換したというのですが、

 

以外にもおおなめくじとも呼ばれたd5123号機ですが大分区にもいたというのですが、


この時デンターを振り替えたc5551から54については門デフの車両で、

 

さらにc5552号機については変形デフレクターを装備した車両としても有名でしたが、

 

 

 

 

引用先 http://aidusl.g2.xrea.com/C55.html


さすがに長距離を走る場合は旅客用では頻繁に給水しなければならなかったというのですから、

 

これは仕方がなかったということになりますが、

 

デンターを交換した大分区に所属していたd519・12・23・93についてはさらに南下した南延岡へと移動したというのですから、

 

同じ機関車デゴイチのなめくじ形の車両とは走行距離も短くなったということになりました。


画像はデンターを交換したd519になります。

 

 


引用先 https://www.facebook.com/296832790498869/photos/a.297365220445626/1061238977391576/?type=3

 

 

 

機関車デゴイチの1次型にもいろいろと変形車があったということになりますが、

 

機関車デゴイチの1次型については数も95台だけでありましたが、

 

それでも変形車があったのには驚くばかりです。